学情は、26卒予定の大学生・大学院生を対象に就職活動に関するインターネットアンケートを実施し、「内々定の獲得状況」をテーマに調査した。
11月末時点の内々定率は16.9%
26卒の2024年11月末時点の内々定獲得率は「16.9%」で、前年同時期の「11.8%」を5.1ポイント上回った。25卒採用以降インターンシップに関するルールが変更になった影響もあり、インターンシップやオープン・カンパニーに参加した企業の早期選考に参加して内々定に至るケースが増えたと考えられるという。
文系は「15.4%」、理系は「19.8%」
文理別で見ると、文系は「15.4%」、理系は「19.8%」で、いずれも昨年同時期を上回る結果となった。特に理系は前年同月比8.2ポイント増で、伸びが際立っている。
内々定を得た企業と、2024年6月までに接点をもっている
内々定を得た企業と接点をもった時期は「2024年6月」が35.0%と、大きく他を引き離して最多となった。次いで「2024年8月」が14.3%、「2024年5月」が12.4%と続いた。また、内々定を得た企業と2024年6月までに接点をもった学生が61.3%で、6割を超える結果となった。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年11月25~30日
- 調査機関:学情
- 調査対象:2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
- 有効回答数:341件
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
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