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HRzine Day 2025 Winter セッションレポート | #10(AD)

経営・現場・人事の視点を踏まえてビジネスリーダーをつくる「戦略人事キャンバス」とは

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 未来の経営を担う次世代リーダーやその候補者の確保・育成には、多くの企業が頭を悩ませているだろう。それに対し、ビジネスリーダーの養成には「経営・人事・現場の視点を合わせて組織強化に取り組むことが重要」と指摘するのは、株式会社RINGNITE 代表取締役の岡安建司氏だ。同氏はイベント「HRzine Day 2025 Winter」の「未来を創るビジネスリーダー養成と持続的な組織づくり」と題したセッションにおいて、ビジネスリーダー養成のフレームワークを事例を交えて紹介した。

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求められるビジネスリーダーの4つの型とは

 セッションのテーマである「ビジネスリーダーの養成」について、RINGNITE代表の岡安氏は、企業においてビジネスリーダーの養成が急務である背景から説明した。

 「VUCA時代といわれて久しい現在。不確実性の高い環境において、経営から現場への要請が複雑化し、現場の実務実行の難易度も上がっている。経営と現場の間で不整合が発生しやすい状態にあるのがいまの状況です。そのため、経営と現場の『結節点』となるリーダーがビジネスの成功の鍵になるのです」(岡安氏)

岡安 建司氏

岡安 建司(おかやす けんじ)氏

株式会社RINGNITE 代表取締役/創業者

大学卒業後、NTTコミュニケーションズ人事部にて人事制度企画に携わる。その後、マーサージャパンでの人事コンサルティング、人材育成ベンチャープレセナ・ストラテジック・パートナーズでの代表取締役CEOの経験を経て、イネーブルメント特化企業R-Square & Company(現Xpotential)を共同創業し、代表取締役COOに就任。2023年12月に同社を退職し、ビジネスリーダー養成を中心とした組織・人材開発サービスを展開するRINGNITEを設立。現在に至る。

 では、どんなリーダーが求められるのか。4つのリーダー像が紹介された。

 「戦術立案型」のリーダーは、既存事業のさらなる成長を目指し、組織全体の効果的な運営が求められるフェーズで必要になる。事業戦略実現のために管掌組織のリソースを活用し、戦術立案を行う。この型のリーダーに求められるのは、仮説構築や企画立案、他部署との関係構築力などだ。

 「プレイヤー兼任型」のリーダーは、成果創出を第一とし、着実な目標達成に向けて事業運営を行うフェーズで求められる。プレイヤーとして自身も成果創出に向けて積極的に行動しながら、部下の目標達成に向けたマネジメントも担う役割だ。業務の遂行力や部下・顧客との対話力、傾聴力といったスキルが重要になる。

 「新規領域開拓型」のリーダーは、既存事業を維持しつつ次の柱となるビジネスを模索していくフェーズで必要になるリーダーだ。役割としては、既存領域にとらわれすぎず、新たな市場の開拓やサービスの創出を担う。発想力やビジネス構築力、財務分析力といったスキルが必要だ。

 「ビジネスプロセス構築型」のリーダーは、企業の内外環境の変化に伴って、既存リソースの中で新たな強みを見いだしていくフェーズで求められる。既存手法にとらわれずに組織全体を巻き込み、新たなプロセスの構築で付加価値を高めていくリーダーだ。そのために、プロジェクトマネジメント力や折衝交渉力、課題解決力などのスキルが求められる。

 つまり、企業によって置かれている事業環境やフェーズが異なるため、求められるリーダー像も変わってくる。岡安氏は、「リーダーに対して画一的な育成を行ってしまっては、必要なスキルが身に付かない。どんなリーダーが自社に求められるのかを分析したうえで育成することが求められます」と指摘した。

次のページ
「戦略人事キャンバス」でビジネスリーダーを着実に育成

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この記事の著者

丸毛 透(マルモ トオル)

インタビュー(人物)、ポートレート、商品撮影、料理写真をWeb雑誌中心に活動。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

岡田 果子(オカダ カコ)

IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社RINGNITE

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://hrzine.jp/article/detail/6454 2025/04/22 10:00

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