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HRzine Day 2025 Winter セッションレポート | #14(AD)

グーグルなどと同水準のITエンジニア選考を簡単に実施する「スキル面接」とHireRoo

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 急速な生成AIの普及により、ITエンジニア採用においてスキルを適切に見極めることが難しくなりつつある。「良い採用」のためには、従来のコーディング試験や面接手法による評価から脱却し、新たな選考方法を模索しなければならない。では、どのような解決策があるのか。ITエンジニアの採用プロセスを支援する株式会社ハイヤールーの取締役COO 高柴慶人氏は、イベント「HRzine Day 2025 Winter」のセッション「コーディング試験は時代遅れ!? 生成AI時代の選考課題と見極めの方法」において、その手段の1つとなる「スキル面接」について説明した。

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スピーカー

高柴 慶人氏

高柴 慶人(たかしば よしひと)氏

株式会社ハイヤールー 取締役COO

大学卒業後、ソフトウェアエンジニアとして4社に渡り開発に携わる。2018年LINE株式会社にプランナーとして入社。2020年同社のコマースメディアの事業責任者に。その後Opn株式会社でGlobal PdMを経て、2022年に株式会社ハイヤールーに参画。2023年1月に同社取締役COO就任。ハイヤールーではITエンジニア採用におけるミスマッチの防ぎ方を主に提案。

難しくなるITエンジニア採用、ミスマッチによる対応コストは500万円以上に

 「人材不足が課題となって久しいITエンジニア採用において、企業は採用したい人材に出会えていない」

 そう語るのは、ハイヤールーで取締役COOを務める高柴慶人氏。自身もITエンジニアとしてのキャリアを持ち、ITエンジニアの選考・採用・人材評価を支援する同社で、500社以上にヒアリングを行ってきた。その結果、8割以上の企業がミスマッチを経験し、1件あたりの対応費用に500〜700万円もかかっているという。

 その理由として、従来のITエンジニア選考プロセスが十分にアップデートできていないことが挙げられる。たとえば、従来のITエンジニア選考プロセスでは、面接官次第で面接で聞く内容も評価も変わることが多い。そもそも口頭でスキルを確認する場合、職務経歴書をベースに面接するためにスキルが見えにくいという弊害がある。その結果、入社後のパフォーマンスが悪く、最悪の場合は早期退職につながることもある。そこで、面接の品質を担保して属人化を防ぎ、スキルを的確に把握することが重要というわけだ。

 また、ITエンジニアの求人倍率は12倍と非常に高い。とりわけソフトウェア人材の求人数は増加傾向にあるうえ、転職者数も増えている。そのため、大企業はDXやリスキリングに投資し、新興企業はグローバルで採用を行うなど、ソフトウェア人材の確保に向けてさまざまなアプローチが試みられている。

 しかし、それでも求める人材を採用することはなかなか難しく、うまくいかないことが多い。だからといって、採用数を増やすために評価基準を下げるようでは、オンボーディングなどによる現場へのしわ寄せや、既存社員のモチベーション低下など、深刻な問題を引き起こす可能性が高い。

 高柴氏はグーグルの採用ポリシーを挙げ、「採用すべき人を見逃すより、採用してはいけない人を採用しないことが非常に重要」と指摘。「基準を下げずに自社に合った人、そして優秀であるITエンジニアをきちんと採用することに注力すべき」と訴えた。

 そもそも選考とは「いっしょに働く仲間となれるか」を候補者、採用企業双方が見極める作業である。採用企業側は何となく数回面接して直感で判断するのではなく、各回で何を見極めるか目的をもって面接すること、そして、学歴や職歴のみで判断するのではなく、実務をシミュレーションしてスキルを見極めることが非常に重要となる。

 高柴氏は、「特にITエンジニアは専門職で、さらにチームで仕事をすることが多い。だからこそ、他のメンバーと協力して働けるかを見極めるため、単なる面接だけではなく実務をシミュレートする選考プロセスに変えていくことが必要」と強調した。

次のページ
ミスマッチを防ぐためハード・ソフトの両スキルを見極める

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウ マミ)

エディター&ライター。児童書、雑誌や書籍、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ライティング、コンテンツディレクションの他、広報PR・マーケティングのプランニングも行なう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ハイヤールー

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://hrzine.jp/article/detail/6455 2025/05/28 10:00

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