i-plugは、26卒予定の学生を対象に「大学1・2年生時の取り組みに関する調査」を実施した。
約5人に1人が、大学1・2年生の頃からキャリアについて考えるための場に参加
大学1・2年生の間に、就職活動を目的とせずキャリアについて考えるために、イベント(インターンシップを含む)に参加したことはあるか質問したところ、21.1%が「はい」と回答。約5人に1人が、大学1・2年生の頃からキャリアについて考えるための場に参加していることが分かった。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/1.png)
どのようなイベントに参加していたか聞いたところ、「大学が主催するイベントやセミナーへの参加」が51.0%で最も多く、次いで「企業が主催するイベントやセミナーへの参加」が26.5%。気軽に参加できるコンテンツに、足を運ぶ学生が多いことが推察できる。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/2.png)
参加した理由として、「自身の将来やキャリアについて考えたかったから」が最多の66.9%。次いで、「業界や企業について知りたかったから」が43.0%と続いた。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/3.png)
参加したことで、キャリアを考えるきっかけにつながったかを聞くと、80.8%が「はい」と回答した。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/4.png)
大学1・2年生の間に「就職活動」を目的としてイベントに参加する割合は約1割
大学1・2年生の間に、就職活動を目的としてイベント(インターンシップを含む)に参加したことはあるか質問したところ、9.2%が「はい」、90.8%が「いいえ」と回答した。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/5.png)
どのようなイベントに参加していたかを聞くと、「大学が主催するイベントやセミナーへの参加」が59.1%最多となり、次いで「企業が主催するイベントやセミナーへの参加」「1日完結型の仕事体験」が同率で25.8%と続いた。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/6.png)
参加した理由として、「就職活動が本格的に始まる前に、就職活動に必要な知識を身につけたかったから」が93.9%で最も多い結果となった。就職活動を見据えて、心づもりをしておきたいと推察される。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/7.png)
参加したことをきっかけに、選考に進んだ企業はあるかを聞いたところ、19.7%が「はい」と回答。就職活動を目的として、大学1・2年生の間に、イベントに参加した約2割の学生が、就職活動が本格的に始まる前に、選考を経験していることが分かった。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/8.png)
さらに、参加したことをきっかけに、内定をもらった企業はあるかを聞くと、7.6%が「はい」と回答した。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/9.png)
約4割の企業が、大学1・2年生向けのイベントを実施または検討
企業を対象に、大学1・2年生向けのイベント(インターンシップを含む)を実施しているか質問したところ、「実施する予定はない」が62.1%で最多。一方、「実施(または予定)している」「検討している」と37.9%が回答した。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/10.png)
「実施する予定はない」と回答した人以外に対し、イベントを実施または検討している理由を聞くと、「就職活動が早期化しているため、大学1・2年生の学生にアプローチして、今後の採用につなげたいから」と78.4%の企業が回答した。次いで、「大学1・2年生から自社を知ってもらうことで、業界や企業イメージを変えたいから」が59.8%と続いた。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/11.png)
「すでに実施している」と回答した人に対し、イベント参加者で内定を出した学生はいるかを質問すると、「内定を出した」と14.8%が回答した。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/12.png)
「実施する予定はない」と回答した人以外に、大学1・2年生向けに、どのようなイベント(インターンシップを含む)を実施、または検討しているか聞いたところ、「1日完結型の仕事体験」が55.7%で最も多く、次いで「座談会やセミナー」が43.3%と続いた。気軽に参加できるコンテンツを実施する企業が多いことが推察できる。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6493/13.png)
なお、調査の概要は次のとおり。
-
26年卒学生対象(2025年調査)
- 調査期間:2025年1月20〜24日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:OfferBoxに登録している2026年卒業予定の学生
- 有効回答数:715件
-
企業対象(2025年調査)
- 調査期間:2025年1月20〜23日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:新卒採用を実施する企業
- 有効回答数:256件
【関連記事】
・初任給の引き上げ予定がある企業は半数超え 26卒の採用は「厳しくなる」と8割が回答—マイナビ調べ
・全学年対象の通年採用型サービスにリニューアル 就活サイト「Re就活キャンパス」を提供開始—学情
・26卒のインターン参加率「85.3%」、平均参加社数「5.2社」でともに過去最高水準—マイナビ調査