マイナビは、26卒予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2026年卒 大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表した。
インターンシップの参加率は85.3%で過去最高水準
26卒のインターンシップ・仕事体験の参加率は85.3%、平均参加社数は5.2社と、いずれも過去最高水準に達している。
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参加したことのあるプログラムの開催形式については、「対面が多い」が前年から9.5ポイント増加し、35.0%となった。
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参加したプログラムの内容として「グループワーク(企画立案、課題解決、プレゼンなど)」が73.5%(前年比1.6ポイント減)で最多だったが、「会社見学・工場見学・職場見学」が57.1%(前年比7.2ポイント増)や「実際の現場での仕事体験」が38.9%(前年比5.7ポイント増)など、より企業のリアルな様子がわかるプログラムへの参加が増えている。
三省合意によるインターンシップの定義改正から1年がたち、タイプ3・4の実務体験を含むプログラムが拡充したことで、対面かつ就業体験型のプログラムに参加する学生が増えていると予想されるという。
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3月以降のエントリー予定社数は前年より減少し8.0社に
3月以降のエントリー予定社数は年々減少傾向にあり、26年卒では10社を割り、8.0社(前年比3.1社減)となった。文理で比較すると、理系学生のエントリー予定社数がより少なく、文系学生との差は4.2社だった。
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インターンシップに参加した企業について、その後の「採用選考に参加しない」という学生は7割を超えていることから、インターンシップを実施している企業であっても、採用選考の母集団形成が容易ではないことが予想されるという。
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また、最も良い印象を持ったインターンシップであっても、その企業で働きたいと思わなかった理由を聞くと、「その企業に入社して働くイメージができなかったから」が23.7%で最多となった。インターンシップでは実務体験を希望する学生も増えていることから、いかに具体的に入社後をイメージできるかが、採用選考応募へのポイントとなるようだと同社は述べる。
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インターンシップの選考を通過しなかった場合、半数が「採用選考に参加しない」
インターンシップ・仕事体験参加のための選考を設ける企業も多いが、選考を通過しなかった場合、その後の「採用選考に参加しない」という学生は56.6%と半数を超えた。
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採用選考を受けるのをやめようと思った理由としては、「縁がないと感じたから」が32.5%が最も多く、次いで「インターンシップ・仕事体験の選考に通らなかったことにより志望度が下がったから」が28.4%、「採用選考も通らないと思うから」が27.7%と続いた。
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就職活動を終えたい時期のピークは例年と変わらず「6月」
就職活動を終えたい時期は経年で前倒しの傾向にあるものの、ピークは変わらず「6月」が22.0%(前年比3.8ポイント減)となった。3月1日から本格的に就職活動が開始されるが、内々定を得たとしても、多くの学生が6月までは就職活動を継続することが予想されるという。
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文理別に見ると、理系学生は早く終えたいと考えている学生が多く、文系学生と比較すると特に4月以前の割合が多いことが分かる。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2025年2月1~9日
- 調査方法:マイナビ2026の会員に対するWebアンケート
- 調査対象:2026年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生
- 調査機関:同社調べ
- 有効回答数:2007名(文系男子337名、文系女子491名、理系男子757名、理系女子422名)
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