mentoは、シリーズBラウンドにおいて、総額16億円を調達したと発表した。調達した資金は、既存事業である法人向けの管理職コーチ「mento」と個人向けのパーソナルコーチングの拡大とともに、中間管理職を支える「マネジメントサクセス」を実現する新プラットフォームの開発、人材採用に充てる予定だという。

同社 代表取締役CEO 木村憲仁氏のコメントは次のとおり。
「ジョブ型雇用の導入やキャリア採用比率の急増など、雇用のあり方が一変するこの時代において、日本企業の経営改革を現場で支えているのが『管理職』という存在です。一方で、変革のひずみとして『管理職の罰ゲーム化』と呼ばれる現象も生まれています。なり手不足や新たな期待への適応不全を抱える中、管理職のパフォーマンス向上は経営と切っても切り離せない重要な課題です。
今回の資金調達により、私たちmentoはプロフェッショナルコーチとAIプロダクトの力で日本の管理職をエンパワーし、企業の生産性と組織力を根本から変えていく『マネジメントサクセス』プラットフォームへと進化を遂げます。
今回ご参画いただいた投資家の皆様をはじめ、日頃からご支援いただいているコーチやパートナーの皆様、そしてmentoの価値を信じてご利用いただいている顧客の皆様に感謝を申し上げます。今後もmentoの『この国の総労働熱量を上げる』挑戦にともに取り組んで頂ければ幸いです」(木村氏)
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