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HRzineニュース

26卒の約6割がスカウトメールを「しっかり読んでいない」 読まれるのは寄り添った内容—ABABA調べ

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 ABABAは、26卒予定の大学4年生のうち、就職活動スカウトサービスを利用したことがある学生を対象に、「就活スカウトサービスに関するアンケート調査」を行った。

約半数が就職活動スカウトサービスを利用したことがある

 26卒予定の学生のうち、「利用したことがある」と回答した人は48.3%と半数近い結果になった。

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スカウトサービスの利用目的は「知らない企業との出会い」

 スカウトサービスを利用する理由・目的を質問したところ、「知らない企業と出会える可能性があるから」が51.1%と最も多く、次いで「自分から探さなくても、受動的に情報が入ってくるから」が45.8%と続いた。自分から探すだけでは出会えない企業との接点や、効率的な情報収集手段としてスカウトサービスを利用していることが分かる。

 また、比較的少数ながらも「自分が企業からどう見られているのか参考になる」と26.2%が回答しており、自己分析や市場価値を計る手段として活用していることが明らかになった。

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スカウトをきっかけに約6割が企業サイトをチェック、約4割がエントリー

 スカウトを受け取った後の行動としては、「興味を持ち、企業のサイトや採用ページを見に行った」が58.7%で最多となり、次いで「カジュアル面談や説明会に参加した」が45.1%、「エントリーした」が41.6%と、実際のアクションにつながっているケースも多く見受けられた。また、「そのほか」は5.6%とわずかで、その中のほぼすべてが「何もしなかった」と回答しており、学生にとってスカウトは次の行動につながる重要なツールであることが分かる。

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スカウトを受け取る頻度は週1回以上が約7割

 スカウトが届く頻度を聞くと、「週2〜3回程度」が最も多く26.9%、次いで「ほぼ毎日」が23.4%、「週1回程度」が20.3%と続いた。多くの学生がスカウトメッセージを頻繁に受け取っており、週1回以上スカウトを受け取る学生が約7割を占めている。

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学生が感じるスカウトサービスの課題

 頻繁にスカウトを受け取っている学生が多くいる一方で、困りごともあるという。「自分にとって必要なスカウトかを判別できない」が43.7%で最多となり、次いで「数が多くて読むのが大変」が40.9%、「テンプレートのような内容で本当に自分に向けたスカウトだと感じない」が39.5%、「興味がない業界・職種のスカウトも大量にくる」が39.2%と何かしら困った経験がある学生が4割前後となり、スカウトは「多すぎる」「自分向けではない」という意見が多いことが分かった。

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6割以上の学生がスカウト内容をしっかり読んでいない

 スカウトを受け取ったときの反応について質問すると、「一応開くが、しっかりは読まない」が40.2%と最も多く、次いで「開かずにスルー/削除することが多い」が25.2%と続き、合わせて6割以上がしっかり読んでおらず、内容を把握できていないということが明らかになった。

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スカウトの「多すぎる数」と「合わない内容」に不信感

 前問で「一応開くが、しっかりは読まない」「開かずにスルー/削除することが多い」を選んだ人に対し、その理由を聞いたところ、「数が多くて読む気にならない」が55.1%で最多となり、次いで「志望業界・職種と違う企業からも届く」が41.2%、「パッと見て『テンプレートっぽい内容』だと感じてしまう」が40.6%と続いた。スカウトの数が必要以上に多いうえに、その質に対しても不信感を持っている学生が多いことが予想される。

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学生1人ひとりの背景や志向に寄り添った内容や、選考上のメリットの提示が重要

 どのような内容だったら「スカウトをしっかり読んでみたい」と思うか質問したところ、「自分のプロフィール(経験・志望)をしっかり読み込んでくれていると感じる内容」が最も多く60.5%、次いで「一次試験の免除など特別な選考を含む内容が分かりやすく提示されている」が51.1%、「なぜスカウトしたのかの理由が具体的に書かれている」が46.9%と続いた。

 一方で、「ポジションや仕事内容が明確にイメージできる」は27.3%と比較的少ない割合であり、就職後のイメージよりも選考に向けた意識が高いことが明らかになった。

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 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査対象:2026年3月卒業予定の大学4年生
  • 調査機関:ABABA
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2025年5月2~15日
  • 有効回答数:286名

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