リアルゲートは、定型業務の自動化と外部委託を組み合わせた新サービス「キリダシ」を、6月2日より正式リリースした。

キリダシは、必要な業務だけを切り出して任せられるクラウド型の自動化アウトソーシングサービス。勤怠集計などの事務作業をクラウド上で自動処理することで、社内の業務負担を減らし、本来の業務に集中できる環境を支援するという。
同社の専門チームが業務をヒアリングし自動化の流れを設計するため、導入時に専門知識やシステム準備は不要。人手がかかる事務作業をアウトソースしながら、処理そのものは自動化されるため、従来の外注よりも高い生産性が期待できるとしている。
キリダシの特徴は次のとおり。
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月額5000円から利用可能
- 1業務単位で、月額5000円(税抜き)から利用可能
- 必要な業務だけを対象に導入可能で、業務量に応じて無駄なく費用を調整できる
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自動化×外注のハイブリッド
- 人手が足りない業務や、繁忙期にだけ増える作業を「必要な分だけ」外部に任せられる
- ルール化された定型作業は自動化で対応し、同社が全体を支援する
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クラウドで安心運用
- AWSの仮想デスクトップ「Amazon WorkSpaces」上で動作するため、自社サーバーは不要
- 障害リスクが少なく、アクセス制限やログ管理も整っており、安心して利用できるという
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導入から保守までワンストップ
- 業務ヒアリングから自動化設計、運用、保守まで一括対応
- 自動化実行時の不具合サポートも対応。専門知識がなくても安心して導入できるとしている

リアルゲートでは、キリダシのサービス強化に向け、業務テンプレートの拡充やAIとの連携を予定している。
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