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IT人材の早期離職増加を約4割が実感 ギャップ解消に向け約6割が選考プロセスを工夫—レバテック調べ

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 レバテックは、IT人材を採用する企業の採用担当者を対象に、IT人材の採用・定着に関する実態調査を実施した。

IT人材採用担当者の6割以上が「採用時の見立てとギャップがあった」

 IT人材を採用後、定着や活躍状況から「採用時の見立てとギャップがあった」と感じた経験を持つ採用担当者は64.8%だった。

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 具体的なギャップとしては、「スキル・経験が期待よりも不足していた」が39.1%で最多となり、次いで「業務内容と志向がマッチしていなかった」が32.6%、「自社のカルチャー・価値観とのフィット感が薄かった」が15.2%と続いた。志向や価値観のズレが目立ち、採用時点での情報収集や見極めの難しさが浮き彫りになった。

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ギャップの解消に向け約6割が選考プロセスを工夫

 採用後のギャップを防ぐ・軽減するための取り組みを実施しているか聞いたところ、60.2%が「実施している」ことが分かった。

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 具体的な施策として、「採用イベント・会社説明会」が35.1%で最も多く、次いで「カジュアル面談の実施」が31.6%、「採用要件・業務内容の明確化」が29.8%など、採用プロセスの改善を行う動きが広がっている。

 「AIマッチングの活用」も29.2%で上位にランクインしており、AIを活用することで採用時と入社後のギャップを事前に予測し、候補者と企業のミスマッチを減らすための工夫が進められていることがうかがえる。

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早期離職は「入社3ヵ月以内」が最多

 直近3年間で、IT人材の早期離職(入社3年以内の離職)が「増加した」と感じている採用担当者は約4割だった。

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 中でも、早期離職のタイミングとして最も多かったのは、「入社3ヵ月以内」が30.3%と、入社後の初期段階で離職を決断するケースが少なくないことが分かる。

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 早期離職の主な理由として、「技術的な成長が感じられない」が22.7%で最多となり、次いで「アサイン案件が希望と異なる」が17.6%と続き、業務内容や成長環境に対する不満が中心となっている。

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6割以上が定着率向上に向けた施策を実施

 IT人材の定着率向上に向けた取り組みを行っているか聞いたところ、66.2%が「行っている」と回答した。

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 主な施策として、「キャリア面談・1on1」が39.4%で最も多く、次いで「メンター制度・オンボーディング強化」が36.7%、「社内勉強会・交流会」が34.0%と続いた。

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 実施後の効果を聞くと、「やや改善した」が57.4%、「大きく改善した」が11.7%で、7割近くの企業が定着率の改善を実感していることが分かった。

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 定着率を高めるうえで最も重要な要素として多く挙げられたのは、「スキルアップの機会」で30.0%だった。次いで、「適正な評価制度」が17.7%、「業務内容の面白さ」が16.2%と続き、IT人材の定着には金銭的な報酬だけでなく、成長実感や評価に対する納得感といった要素が大きく影響していることがうかがえる。

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 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査対象:IT人材を採用する企業担当者284名
  • 調査年月:2025年4月24~28日
  • 有効回答数:284名
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査主体:レバテック
  • 実査委託先:GMOリサーチ&AI

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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