セレクションアンドバリエーションは、社員の内面からの行動変容を促す人材育成プログラム「非認知能力研修」の一般提供を開始した。
同プログラムは、今のビジネス現場で求められている「非認知能力(non-cognitive skills)」に着目し、同社が独自に定義した4分類・8要素の非認知能力をもとに、アセスメントと対話型ワークで「気づき」を促し「行動変容」へとつなげる実践型の研修プログラム。非認知能力とは、IQや専門スキルでは測れないが、職場での主体的行動やチーム貢献に影響するもの。同社では、次図の4分類・8要素に区分・再定義したという。
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同プログラムの内容は次のとおり。
- 対象:若手~中堅社員、管理職候補
- 時間:3時間×4回(回数・構成カスタマイズ可能)
- 実施形式:対面/オンライン両対応(録画可)
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内容:
- 事前実施:アセスメントツール「非認知能力診断」(研修当日は、手元で診断結果を参照しながら受講)
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1日目:「精神的な筋肉」の土台を築く
- 【イントロ】自己効力感とGRITについての理解
- 【ワーク】過去の深掘り、価値観と目標、GRIT実践設計
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2日目:「揺れない自分」と「しなやかな対応力」
- 【イントロ】ストレスの正体・感情と行動の関係性
- 【ワーク】揺れた経験、安定のトリガー探し、自己調整プラン設計
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3日目:「気づき」と「学び直し」で自らを磨く
- 【イントロ】「自己認識力」「成長志向性」の意義と働き方への影響
- 【ワーク】自己の棚卸し、失敗の意味づけ、成長の習慣設計
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4日目:「関係性の質」がチームの成果を変える
- 【イントロ】協調性と協働性の違いと補完関係
- 【ワーク】チーム課題演習、関係性の棚卸し、協働実践設計
なお、プログラム内の非認知能力診断は、7月31日まで無料で実施している。
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