サクルートは、ダイレクトリクルーティング領域に対し、スカウト文面生成から配信効果の可視化・マッチング精度向上までを支援するAIプロダクト「サクルートAI」のβ版を提供開始した。

サクルートAIは、「候補者の職務経歴や志向性」と「企業の求人情報」をAIが自動で照合し、スキル・経験・条件といった複数軸から候補者のマッチング度をスコア化する。そのうえで、1人ひとりに響く魅力を訴求する最適なスカウト文面を生成。さらに、媒体別・テンプレート別・時間帯別の返信率をリアルタイムで分析し、次のアクションに活かせる改善提案を提示する。これにより、「量より質」のスカウト運用を実現するという。
サクルートAIの主な特徴は次のとおり。
利用中のスカウト媒体上で業務フローを変えずに導入可能
Chrome拡張機能が各種求人媒体から候補者レジュメを読み取り、AIが自動でマッチング・文面生成まで完結。レジュメのアップロード作業などは不要で、普段の業務フローを変えることなく利用できる。
パーソナライズされたスカウト文面の自動生成
候補者のレジュメや職歴情報、企業の求人情報をAIが照合し、1通1通をパーソナライズしたスカウト文面を生成する。熱量が伝わる文面を「誰でも」送れるようになり、返信率の改善が見込めるとしている。
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媒体・テンプレート・時間帯別の効果分析機能
送信時間帯やテンプレート、媒体別の返信率をリアルタイムで可視化。たとえば「火曜12時送信が最も効果的」など、勝ちパターンを見つけ出し、再現することが可能だという。
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候補者とのマッチングスコア機能
スキル・経験・条件の3軸から候補者のマッチング度をスコア化。感覚的なスカウト配信から脱却し、精度の高いアプローチが可能になるとしている。
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