SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine Day 2025 Summer

2025年7月29日(火)@オンライン

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

転職活動のスタンスは「いい会社があれば」が半数以上 活動の想定期間は「1年以上」が2割—マイナビ調べ

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 マイナビは、直近1年間(2024年7月~2025年6月)に転職活動を行った人を対象に実施した、「転職活動実態調査(2025年)」の結果を発表した。

転職活動のスタンスが「必ず転職したい」は約3割

 直近1年間で転職活動を行った人に、転職活動をしていた際のスタンスを聞くと、「必ず転職したい」が28.5%、「いい会社が見つかれば転職したい」が56.9%、「いざとなった時の転職先が見つかればいい」が9.4%、「無理に転職しなくてもいい」が5.2%となった。必ず転職したい人は約3割にとどまり、転職の緊要性が低い人も多いことが分かる。

 直近1年間で転職活動を行った人のうち、実際に転職した人と転職していない人を比較すると、「いい会社が見つかれば転職したい」スタンスだった割合は、実際に転職した人(42.2%)よりも転職しなかった人(64.3%)が高い結果となった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 転職活動のスタンスを選んだ理由を聞くと、「必ず転職したい」の回答者は「給与が労働に見合っていない」「人間関係をリセットしたい」などの給与・職場・労働時間などの処遇に対して、現状からの脱却を求める人が多かった。

 一方、「いい会社が見つかれば転職したい」の回答者では、「今の環境はいいが、それを上回るところがあれば転職したい」などの転職の必要性が低く現状に決定的な不満がない傾向が見られ、より良い条件を求めて転職候補先を慎重に見極めようとする人も多かった。

 また、現状に大きな不満はないものの早めに転職活動をする人も見られ、早期の転職をゴールとせず気長に活動するニーズもうかがえた。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

転職活動の想定期間はばらつきが見られる

 転職活動をしていたときに「転職活動期間」をどれくらいで想定していたかを聞くと、「3ヵ月以上半年未満」が28.1%で最多となり、「3ヵ月未満」が26.4%と続いた。

 想定期間が「1年以上」の合計割合は22.7%で、早期に転職することを想定せず、じっくりと時間をかけて活動する「ゆるい」転職活動をする人の存在もうかがえた。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

転職活動を始めた理由1位は「給与が低かった」

 転職活動を始めた理由では、「給与が低かった」が29.2%で最も多く、次いで「仕事内容に不満があった」が25.1%、「会社の将来に不安があった」が23.5%と続いた。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 転職活動でこだわったことでは、「納得のいく収入が得られること」が76.8%、「希望のエリアで働けること」が76.3%、「休日・残業時間が適正であること」が76.1%で上位となり、給与への納得感や労働条件面が優先される様子がうかがえる。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

「転職することでキャリアは前進する」と思う人は74.4%

 転職活動時の心境について、5項目に分けて調査した。中でも特徴が見られた3項目において、「転職活動をすることにためらいがあるか」では、「そう思わない」が合わせて62.8%で多数派だった。

 「転職して所属組織が変わることに不安があるか」では、「そう思う」が合計63.8%で多数派となっている。

 「転職することでキャリアは前進するか」では、「そう思う」が合わせて74.4%で7割を超えた。転職することへの不安がありながらもキャリアへの期待感をもって活動している様子がうかがえる。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査方法:インターネット調査(外部パネル)
  • 調査対象:正社員として働いている20~50代の男女のうち、直近1年間(2024年7月~2025年6月)に転職活動をした1500サンプル
    • 転職者:500サンプル(直近1年の間に転職活動を行い、実際に転職した)
    • 転職活動者:1000サンプル(直近1年の間に転職活動を行ったが、転職はしていない)
  • 調査期間:
    • スクリーニング調査:2025年7月2~15日
    • 本調査:2025年7月10~15日

【関連記事】
周囲に「静かな退職者」がいる人は4人に1人 「仕事量が増えた」など不利益が生じている—リクルートMS調べ
ヤングキャリア・第二新卒・既卒とも20代転職希望者の多くが「カジュアル面談」を切望—学情調べ
企業の採用力向上と口コミリスク対策を実現 社員参加型の「yellba」を提供—yellba

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/7114 2025/09/25 17:20

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2025年7月29日(火)@オンライン

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング