キャリタスは、全国の主要企業を対象に、10月の正式内定解禁を迎えるタイミングでの採用活動の進捗や27卒の採用計画などについて調査を行った。
26卒の選考終了状況
採用選考を「終了した」が42.1％で、4年連続で半数を割り込んだ。
内定者充足率と今後の方針
充足率の平均は65.4％で、前年同期調査と同水準となった。未充足企業の大半が質優先の姿勢であることが分かる。
内定者に対する満足度と内定辞退の状況
「質・量ともに満足」と「質・量ともに不満」が拮抗している。内定辞退が「増えた」企業が全体の3割となった。
27卒の採用予定数と予算
採用数が「増える見込み」は15.8％で、「減る」と答えた9.2％を上回った。採用予算も増加傾向であることが分かった。
インターンシップなどのプログラム実施状況
「夏季」は73.3％、「秋季」は68.1％、「冬季」は72.8％となった。いずれもオープンカンパニーが中心となっている。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査対象：全国の主要企業1万6680社
- 調査時期：2025年9月29日～10月8日
- 調査方法：インターネット調査法
- 回答社数：1219社
- 調査機関：キャリタス、キャリタスリサーチ
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