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HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

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HRzine Day 2025 Summer

2025年7月29日(火)@オンライン

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人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

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インタビュー《エンゲージメント》| ギフティ(AD)

社員の一体感を醸成する周年イベント 三井住友トラストグループがギフティと仕掛けたギフトとは

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 三井住友トラストグループは、昨年創業100年を迎え周年事業を展開している。その1つとして開催した社内イベント「ワールドカフェ」では、ギフティのSTUDIO GIFTEEが手掛けたオリジナルギフトを活用し、社員の記憶に残る施策を行った。ドリンクの首掛けを投票用紙にして、イベントで生まれたアイデアに投票するという催しだ。オリジナルギフトを活用した特徴的な施策はどのようにして生まれたのか。また、企画する際の課題や工夫について、三井住友トラストグループで周年事業を担当する桐生佳歩氏と、ギフティ STUDIO GIFTEEの池田亜矢子氏に話を伺った。

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100周年イベントの「ワールドカフェ」、全社横断で1000名が参加

——三井住友トラストグループの100周年イベント「ワールドカフェ」について、開催の目的や経緯を教えてください。

桐生佳歩氏(以下、桐生) 三井住友トラストグループ周年事業にあたって「知る」「感謝」「挑戦」というテーマを掲げています。特に「挑戦」には、社員1人ひとりが挑戦し、お互いを称え合うような企業文化をつくっていきたいという想いを込めました。

 そこで、社員の挑戦を応援する施策として、2025年6月に各拠点やグループ会社約1000名の従業員が集う交流イベント「ワールドカフェ」を開催しました。

 このワールドカフェは、拠点やグループ会社を横断して社員1000名が交流するイベントになりました。当社は、各拠点・企業内のつながりはあっても、「グループ」全体としてのブランドはまだまだ強化できると考えています。そこで、全国から社員が一堂に会して意見交換する場として、ワールドカフェを実施しました。

 各拠点から必ず1名以上参加するようにお願いして、世代や職位を問わず、さまざまなバックグラウンドを持つ社員に参加いただきました。

三井住友信託銀行株式会社 人事部 100周年プロジェクト担当 兼 採用チーム 上席調査役 桐生佳歩氏
三井住友信託銀行株式会社 人事部 100周年プロジェクト担当 兼 採用チーム 上席調査役 桐生佳歩氏

——イベントでは具体的にどのような内容が実施されましたか?

桐生 ワールドカフェというのは、ワークショップの手法の1つです。テーブルを移動してメンバーを変えながら、カフェのようなリラックスした雰囲気でいろいろな人と対話していきます。

 今回は1000名ほどが参加したので、1チーム5~6人が200卓ほどのテーブルに分かれて行いました。対話のテーマはすべて社員の挑戦に関わるもので、「参加者が考えている挑戦アイデアと悩み」「挑戦アイデアを推進していくためのポイント」「仲間と一緒に挑戦活動を有意義にするためにできること」の3つ。これらについて、自由に対話をしてもらいました。

6月に開催した「ワールドカフェ」には1000名が参加した
6月に開催した「ワールドカフェ」には1000名が参加した

 当日はワールドカフェで「挑戦」について対話した後、社員から「コラボレーションアイデア」(他の社員と協力して挑戦したいこと)を募集し、アプリで上位30個のアイデアを掲出しました。その後、懇親会で投票ボックスを設置し、参加者は一緒に挑戦したいと思ったアイデアに“リアル”で投票しました。

 この懇親会でのリアル投票に、ギフティさんのオリジナルギフトを活用しました。乾杯用のドリンクにオリジナルの首掛けを付け、その首掛けを投票用紙として投票ボックスに入れてもらう形式にしたのです。

当日会場で配布されたドリンク。首掛けはアイデアへの投票用紙として活用した
当日会場で配布されたドリンク。首掛けはアイデアへの投票用紙として活用した

 投票で人気を集めたのは、「社外交流イベントをやりたい」「趣味発見サークルをつくりたい」といったアイデア。投票結果は、イベント終了後に社内ツールを通して公開しました。

——「投票用紙を首にかけたドリンク」は、ギフティのSTUDIO GIFTEEが手掛けられたと伺いました。STUDIO GIFTEEについて教えてください。

池田亜矢子氏(以下、池田) STUDIO GIFTEEはギフトプランニングの専門チームです。Corporate Gift(企業が従業員や顧客・取引先などへ贈るギフト)領域を中心に、「贈って終わり」ではないコミュニケーションと豊かなギフト体験をつくるご支援をしています。

 STUDIO GIFTEEでは、ロゴやコーポレートカラーを使用した企業のオリジナルギフト「Swag(スワッグ)」の制作も行っています。企業やサービスのこだわりを詰め込み、品質にもこだわった商品をSwagとしてお贈りしています。

 今回でいえば、クラフトビールとノンアルコールのドリンクに、投票用紙として活用できる首掛けを付けたオリジナル商品をSwagとしてご提供しました。

株式会社ギフティ STUDIO GIFTEE Manager 池田亜矢子氏
株式会社ギフティ STUDIO GIFTEE Manager 池田亜矢子氏

参加者とともにイベントの一体感を高めるための工夫

——今回、三井住友トラストグループさんがSTUDIO GIFTEEを活用した理由とは?

桐生 人事部の他のメンバーから紹介されて、ギフティさんのことは存じ上げていました。

 今回のワールドカフェを企画する際に、参加者にとってインタラクティブな体験価値をつくりたいと考えていたんです。そこで「参加者の一体感を醸成できるグッズがあるとよいのでは」と思い、ギフティさんに相談したのが利用のきっかけです。

——そこから「投票用紙を首掛けにしたドリンク」というアイデアには、どのようにして至ったのでしょうか。

桐生 最初はタオルやシールといったグッズも検討していたのですが、100周年の記念品はすでに全社員に贈っていましたし、その場で使わないものを渡してももったいないな……と悩んでおりました。

 その時、ギフティさんから、ドリンクの首掛けをクリスマスパーティに活用されている事例を紹介いただいたことを思い出しました。首掛けの裏にテーマに沿った内容を書いて、会場のクリスマスツリーに掛けたというお話を伺い、参加者がイベントに自ら関わる仕掛けを、首掛けを通じて創出するという発想に魅力を感じました。周年事業イベントなので、社員にインタラクティブな交流を促したい。参加者がギフトをもらうだけではなくて、共に場をつくっていくことが大切ですから。

 またちょうど、イベントのプログラムの1つとして、コラボレーションアイデアへの投票を企画していたので、「それなら投票用紙付きのドリンクにしよう」と決まりました。

 ドリンクは、当社のコーポレートカラーであるフューチャーブルーと、周年カラーであるオーカーに近いパッケージの飲み物を2種類ご用意いただきました。100周年にぴったりで、参加者の印象にも残るギフトになったと思います。

——今回の周年イベントとギフトを準備する中で、課題や難しさはありましたか。

桐生 実は、最初にギフティさんにご相談したのは、イベント開催まで2ヵ月というタイミングだったんです。十分な時間が無い中で、適切な事例やデザインを提案いただいたことでスムーズに進行できました。

 特にデザインに関しては、100周年を機にブランドカラーを社員に定着させたいという思いがある中で、視認性や投票用紙としての使いやすさなどのリクエストに沿った最適なデザインを提案いただき感謝しています。

 また、ドリンクという特性上、当日どういう状態で会場に運び、提供するかが課題でした。ギフティさんが懇親会の乾杯時間から逆算して、配送や冷蔵時間のタイミングまで調整し、最適な状態で提供できるようにしてくださったので、当日はスムーズに運営できました。

——ギフティさんとして、今回のドリンクギフトにはどのような工夫をされたのでしょう?

池田 お酒を飲めない方もいるので、ノンアルコールも用意させていただきました。また、首掛けはビンだけでなく缶の飲料にもできるので、ギフトの選択肢を広げる提案をいたしました。

 デザインの工夫としては、アルコールとノンアルコールが一目で区別できるように分かりやすいデザインを心掛けたほか、三井住友トラストグループさんの100周年のロゴがしっかり見えるようなデザインを意識しました。

ギフトを用いた施策では「ストーリーをのせていく」ことが大事

——イベント実施後の手ごたえについて教えてください。どういった効果を感じていますか。

桐生 100年に1度の周年事業なので、社員にとって特別な体験をつくりたいという意識があり、「その場限りで終わってしまう企画はやらない」と決めていました。「ギフトの配布」や「ライブ鑑賞」といった施策もよいのですが、もう1歩、社員が主体的に参加したうえで、新しい体験価値を感じてもらいたかったのです。

 その中で、ワールドカフェの懇親会では社員から「ドリンクのデザインがすてき」「ユニークな企画をしてくれてうれしい」といった声や、その場で写真を撮るなどポジティブな反応をもらいました。多くの社員に関心を持ってもらえたので、100周年の認知に一定の効果を発揮できたかなと思います。視覚的にも体験的にも記憶に残る施策になってよかったです。

 周年事業は残り半年となりました。最後のイベントとして「アクションチャレンジャーアワード」という、優れたチャレンジをした社員を表彰する会を予定しています。今、ギフティさんに最優秀賞の社員に贈るギフトを相談している最中です。その際も、オリジナルギフトを使った特別な体験をつくれたらいいなと考えています。

——今後、オリジナルギフトを使った施策に取り組む企業に向けてアドバイスをお願いします。

桐生 贈り物には好みがありますよね。特に大企業では社員の年齢層や性別、住んでいる場所も異なるので、すべての社員に好まれるギフトを選ぶのは難しいと思います。

 ですので、ギフトを用いた施策では「ストーリーをのせていく」ことが大事です。そうすることで、社員の意識醸成や風土づくりに寄与するギフトが実現できると思います。

 その点で、ギフティさんは「どんな物をつくるか」だけでなく「どんな体験・ストーリーにするか」まで一緒に考えてくださったので、私も非常に勉強になりました。

 さらに、おしゃれなものを提案していただけるのもうれしいポイントです。トレンドを踏まえたデザインなど、客観的にアドバイスいただけるのが心強かったです。

——最後に、STUDIO GIFTEEの今後の展望について教えてください。どのような企業さんに活用いただきたいですか。

池田 今回の三井住友トラストグループ様の取り組みでは、100周年という特別な節目にしか体験できないイベントをどのように実現するか、その場のコミュニケーションをどのように盛り上げるかにフォーカスして、ご提案しました。

 このように、STUDIO GIFTEEの強みは目的に合わせたコンテンツや仕掛けを提案し、特別な体験設計ができるところです。ギフトという「モノ」を扱うと同時に、お客様の企業理念や想いを伺い、最適な体験とギフトをご提案しています。

 提供するギフトを決めていた企業様でも、お渡しする方に与えたい印象や、感じ取ってほしいストーリーを我々がヒアリングする中で、より想いを込められる別のギフトをご提案することもあります。また、その想いをギフト自体で表現するだけでなく、メッセージカードを付けたり、届け方を工夫したりといったギフトを贈る過程も提案させていただきます。

 これからも、従業員やステークホルダーの方に特別な体験やストーリーを届けたい企業様や、自社や事業のテーマに合った独自のギフトを検討している企業様とご一緒できたらと思っています。

企業“らしさ”が伝わるギフト体験を、ぜひSTUDIO GIFTEEにご相談ください!

 取引先や顧客、従業員に贈るCorporate Giftは、感謝を届けるだけでなく、ブランドの想いや姿勢を伝える大切なコミュニケーションの1つです。STUDIO GIFTEEでは、ギフトの目的や相手、贈るシーンをお伺いしながら、コンセプト設計から企画、制作、配送までワンストップで企業様のギフト体験をご支援します。

 本記事にご興味を持っていただけた方は、ぜひSTUDIO GIFTEE公式サイトよりお問い合わせください。

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提供:株式会社ギフティ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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