ウォンテッドリーは、同社のビジネスSNS「Wantedly」において、AIが採用要件の理解から候補者のスクリーニング、リスト化までを一元的に行う新機能「AIエージェントモード」を提供開始した。
AIエージェントモードは、単純作業になりがちな一方で負荷が高い「候補者を探す」工程を代替し、採用担当者の慢性的な時間不足を解消。これにより、採用担当者が候補者1人ひとりと丁寧にコミュニケーションを取り、カルチャーマッチを見極めたりするための時間を創出する。
同機能では、AIエージェントモードのチャット画面を表示させた後、画面下部にある入力欄に候補者を探すための採用要件を入力してアイコンをクリックすると、スカウト検索条件が表示される(Wantedly上に公開済みの募集情報から検索条件を生成することも可能)。ユーザーは、この条件で検索した場合に上がってくる候補者のリストを確認し、想定と乖離がなければボタンをクリック。同機能が条件に合致する候補者のリスト化を開始する。チャット画面を開き直したときには、過去の検索結果の閲覧や候補者の再検索も行える。
なお、AIエージェントモードは、Wantedlyでスカウト付きプランを契約している企業向けの機能で、利用に際して追加費用はかからない。
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