エムステージグループは、従業員に対し適切な治療を受けながら安心して働き続けられる環境を整備するため、多層的な制度を再編・拡充した包括的な「治療と仕事の両立支援制度」を4月1日より開始する。
同制度では、3大疾病などのオプション検診を年2万円まで補助する「健康増進ボーナス」や、がんと診断された際に治療費や生活費のサポートとして50万円を支給する「がん診断見舞金」、継続的な通院を必要とする病気の治療を目的に1時間単位で利用できる休暇を年間最大30日付与する「ライフサポート休暇」など、予防、治療、両立それぞれのフェーズごとに支援制度を設定。また、両立支援コーディネーターを社内に設置し、従業員の治療と仕事の両立をサポートする。
同制度の主な取り組み内容は次のとおり。
予防・早期発見の支援
- 【改定】健康増進ボーナス
- 非喫煙者の従業員を対象に、3大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)などの早期発見に寄与するオプション検診費用を、年間2万円(税込み)を上限として補助する。
- 禁煙支援
- 禁煙外来を受診した場合や、社内保健師による個別カウンセリングによる禁煙治療薬の購入費用を、1年に1回上限2万円まで補助する。
- 健康増進達成手当
- 有給休暇消化率60%以上、会社規定範囲内の残業時間、非喫煙、無遅刻無欠勤、BMI標準値(健診結果)を年間で達成した場合、年額3万円を支給する。
- 【新規】2次検診の受診促進
- 健康診断の結果、2次検診(再検査・精密検査)が必要と判断された場合、その受診を「勤務時間扱い」とし、交通費を全額支給。対象者には業務命令として受診を促し、早期治療への移行を徹底する。
治療開始時の時間・経済的支援
- 【新規】がん診断見舞金
- 勤続1年以上の従業員が在職中に初めて「悪性新生物」と診断された際、治療費や生活費のサポートとして50万円を支給し、治療初期における経済的不安を軽減し、速やかな治療開始を後押しする。
両立を支える時間・組織的支援
- 【新規】ライフサポート時差勤務
- 療養、妊娠、育児、介護などの事由に対して、仕事の両立を目的に始業・就業時間のパターンを選択できる。
- 【新規】ライフサポート休暇
- 継続的な通院を必要とする病気の治療を目的に、年間最大30日の休暇を付与(無給)。1時間単位での利用も可能。
- 【新規】両立支援コーディネーターによるサポート
- 専門資格を取得した人事担当者が個々人の状況に応じて「両立支援プラン」を作成し、復職や継続就業に向けて伴走する。
上記のほか、在宅勤務や時短勤務、1時間単位での利用も可能な有給休暇など、各種制度を組み合わせ、治療と仕事の両立支援を行っていくと同社は述べている。
【関連記事】
・育児・介護と仕事の両立制度は「短時間勤務」「始業時間の変更」が多い—人事のミカタ調べ
・育児・介護との両立が「うまくいっていない」と感じる女性は3割以上—Colorkrew調べ
・育児と仕事の両立を支援する新制度を導入 「養育両立支援休暇」「個別意向確認」制度を運用開始—ダイナム

