シスコシステムズは、ネットワーキングアソシエイト/管理者、ワイヤレスサポートスペシャリスト、WLANプロジェクトマネージャといったワイヤレス(無線)LAN技術者の役割が重要性を増しているという考えのもと、ワイヤレスLAN (同社機器を使用したネットワークに特定) の設定、導入、およびサポートを行うためのスキルをCCNA Wirelessにより認定。取得者は、中小規模からエンタープライズまでCisco WLANを使用して基本的なワイヤレスネットワーキング業務を遂行できるスキルを持つことを証明できる。
また、受験に際しての推奨トレーニングである「IImplementing Cisco Wireless Network Fundamentals(WIFUND)」を受講すると、基本的な設定、監視、トラブルシューティングタスクを実行できるようになるという。
認定条件として、CCENT認定またはCCNA Routing and Switching認定、CCIE認定のいずれかの保持が必要。試験時間は90分で、出題数は60~70問。出題形式は次の7種類あり、シスコシステムのWebページで出題のデモを閲覧できる。
- 選択問題(択一問題)
- 選択問題(複数回答)
- ドラッグ&ドロップ
- 穴埋め問題(具体的な値を入力)
- ルータのシミュレーション(コマンド入力)
- シナリオベースの選択問題
- シミュレータで答えを導く選択問題
また、試験の出題内容は次のとおり(カッコ内は出題の割合)。より詳細な内容は、こちらのPDFにまとめられている。ただし、試験によってはここに示されていない関連分野も出題される場合があるほか、事前の通告なく変更されることがあるので、最新版を時折確認したい。
- 1.0 RFの基礎(13%)
- 2.0 802.11テクノロジーの基礎(13%)
- 3.0 ワイヤレスネットワークの導入(16%)
- 4.0 ワイヤレスネットワークの操作(20%)
- 5.0 クライアント接続の設定(16%)
- 6.0 クライアント接続のトラブルシューティングの実行(13%)
- 7.0 サイト調査プロセス(9%)
受験の申し込みは、ピアソンVUEのWebサイトから。