SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine×SmartHR 人材・組織活性化フォーラム

2024年12月6日(金)13:00~15:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

IT人材ラボニュース

日本版「給与調査2018」を発行、IT業界はWeb/モバイル開発者の争奪戦―ロバート・ウォルターズ・ジャパン

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
「給与調査2018」東京:IT-オンラインの調査結果 「給与調査2018」東京:IT-ベンダー・コンサルティングの調査結果
給与調査2018」の一部。(左)東京にあるIT系オンライン企業の給与、(右)東京にあるIT系ベンダー、コンサルティング企業の給与[画像クリックで拡大表示]

 ロバート・ウォルターズ・ジャパン代表取締役社長のデイビッド・スワン氏によれば、世界的には、ビジネスにデジタル化やxTechの波が来ていることを背景として、ITテクノロジーやデータ分析に強い人材ニーズがあると説明。また、金融規制やコンプライアンス、監査、法務の専門家にも高い需要があると述べた。

 日本国内でも、2017年は同社が1994年に日本で事業を開始して以来最高の給与水準になったとスワン氏。さらに、この傾向は今後も続くと予想している。

 需要が目立ったのは、グローバリゼーションやデジタル化に対応するための専門家や、バイリンガル(英語)が使える人材、人事・組織や財務などの課題に対しソリューションを提案する能力を備えている人材、メカトロニクスに強い人材。FinTech(金融)、HR Tech(人材)、HealthTech(健康)、Real Estate Tech(不動産)AgriTech(農業)といったxTechを活用するための人材にも大きなニーズがある。xTech系の人材は4~6倍の引き合いがあるという。

 また、ビジネス拡大、新領域へ参入するための中途採用では、豊富な経験と高い専門スキルを身につけた40歳以上の中堅・シニア層の採用が成立するケースが少なくない。同社は、人材が売り手市場になっていることから、企業が40歳以上の採用にも寛容になっているのだろうと分析している。また、転職希望者に提示される給与が、前職より平均して10~15%増しになっている。テクノロジーを伴う新興分野では20~25%増しに及ぶケースもある。さらに、在宅勤務や研修制度の充実、評価基準の改変など働き方に関するメリットを示して、求人応募者を集めようと試みる企業も増加。この動きは今年以降も継続する見通しだ。

 IT業界に絞って見ると、FinTech企業・サービスが日本にも進出し、人材が取り合いになったとスワン氏は明かした。特に、Web開発者やモバイル開発者の需要が高騰しており、争奪戦が繰り広げられている。また、AIの専門家への需要も高く、人材の共有が追いつかない状況だ。

 その一方で、やみくもな人材獲得に走る様子は見られず、むしろ慎重な構えで採用活動が行われている。具体的には、いきなり正社員としてではなく、まず契約社員として迎えるケースが増加。これは、最先端の技術や知識を獲得するための手法にもなっているという。

 なお、給与調査2018では、IT業種における給与(年俸・時給)を次の分類で掲載。各分類の中で、CIOや各種マネージャー、エンジニアごとに給与が示されている。

  • IT-金融(銀行・証券・投信)
  • IT-金融(銀行・証券・投信以外のサービス)
  • IT-商工業
  • IT-オンライン
  • IT-ベンダー・コンサルティング

 IT以外にも、財務・会計、金融サービス、人事・総務・秘書・通訳、法務・コンプライアンス・リスク、製造、営業・マーケティング、サプライチェーンの各業種・職種についてのトレンドや給与がわかる。

 給与調査2018は、同社のWebページからPDF形式でダウンロードできる。冊子を希望の場合、同ページから申し込める(無料)。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
IT人材ラボニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

IT人材ラボ(アイティージンザイラボ)

IT⼈材の「採⽤・育成・活⽤・評価」に役⽴つ記事(ノウハウ、事例など)やニュース、現場の声をまとめた調査レポートなどのコンテンツを、毎日お届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/888 2018/01/17 18:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年12月6日(金)13:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング