Sansanは、新たなCxOポジションとして、「Chief AI Transformation Officer」(以下、CAXO)を2026年6月1日付で新設し、取締役/執行役員/CHROの大間祐太氏が就任したことを発表した。同職は、SansanのAIトランスフォーメーション(以下、AX)戦略を全社横断的に統括し、生産性向上にとどまらず、AIを前提とした組織カルチャーの構築、収益創造をけん引することをミッションとする。
名刺管理などのサービスの実行においてAI活用を進めている同社。2025年に「AIファースト」を全社方針として発表し、業務におけるAI活用やプロダクトへの実装を推進してきた。社内での生成AI活用率は、非エンジニアを含む全職種で99%に達し、定型業務の徹底した効率化を図っているという。
一方、同社が実施した調査では、生成AIツールを1年以内に導入した企業は7割を超える一方、経営にインパクトを与えるほどの成果を実感している企業はまだ限定的であると分かった。AIの活用が個人の時短にとどまり、組織の変革に至っていない企業が多数を占める中、いかに本質的なAXを実現するかが企業成長の鍵となっていると同社は指摘する。
そこで今回、さらなる生成AI活用の強化と非連続な事業成長を実現するため、CAXOを新設。社内の業務変革をけん引してきた人事部門の最高責任者である大間氏の就任となった。
人事部門の最高責任者をCAXOに置くのは、組織とビジネスの課題、双方を深く知る者がAXをリードすべきという考えに基づく。大間氏は採用領域の会社を設立した経験を持ち、Sansan入社後も営業部門のマネジャーを務めたことがある。
同社は、組織のAX推進を全社横断的にリードし、戦略立案から実行体制の構築まで一貫して担うことで、AIを前提とした働き方をさらにアップデートし、組織の生産性向上を飛躍的に加速させるとともに、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションの実現と、さらなる事業成長を目指すと述べている。
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