みん就は、2027年卒業予定の就活生を対象に、「2027年卒 みんなの新卒就職人気企業ランキング」を発表した。
同ランキングは、就活生同士のコミュニティサイト「みん就」に登録している2027年卒業予定の就活生を対象にアンケート調査を実施し、就職人気企業をランキングにしたものだ。「仕事の魅力」「会社の魅力」「雇用の魅力」「社会的責任の魅力」「採用活動の魅力」の5つの観点から人気度を測っている。
伊藤忠商事が2年連続の総合首位を獲得
総合ランキングにおいて、伊藤忠商事が首位を獲得した。前年の2026年卒ランキング、ならびに男女別のランキングにおいても高い支持を集めており、学生からの圧倒的な人気を誇っていることが分かる。
要因としては、同社が推進する積極的な人的資本投資や働き方改革が、学生に高く評価されたものと推察される。伊藤忠商事は2025年に、総合職の初任給を一律2万円引き上げ、同時に全社員の平均年収を10%引き上げた。こうした取り組みは、若手社員の経済的安定を担保するだけでなく、「社員に利益を還元する企業姿勢」として学生に強く認知されたと考えられる。加えて、同社が長年取り組んでいる「朝型勤務」などの独自の人事施策も、柔軟かつ健全な働き方を求める近年の学生の価値観と合致しており、持続的な人気につながっているとうかがえる。
さらに、三菱商事(6位)、三井物産(8位)、丸紅(9位)と、総合商社がトップ10に4社ランクインしており、業界全体の人気も高水準を維持している。
また、東宝は前年の17位から2位へ、Skyは前年の26位から5位へとランクアップしており、エンターテインメント業界とIT企業の躍進が目立った。
カルチャーフィットが企業選びの重要指標に
インターンシップのプログラムにおいて「何を一番重視したいか」というアンケートの回答結果を過去数年間で比較すると、「社内の雰囲気がわかる」ことを重視する学生が年々増加しており、2027年卒では過去最高の割合を占める結果となった。また、「採用に直結している」という回答も増加していることから、インターンシップを選考プロセスの一環として位置づける傾向が強まっていることが見て取れる。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査主体:みん就
- 調査期間:2025年9月4日~2026年2月19日
- 調査対象:2027年卒業予定登録学生のみん就会員
- 有効回答人数:2437人
- 調査方法:「みん就」上でのWebアンケート、みん就主催の就職イベントでのWebアンケート・紙アンケート
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