グローバルチーム向けオールインワン人事・給与プラットフォームを提供するDeelは、大規模かつ複雑な現場オペレーションを支援する新ソリューション「Deel Field Services(DFS)」を発表した。
同サービスは、2025年4月に買収したEmploy Africa Group(EAG)のインフラと専門知識を基盤として開発されたもので、Deelの既存のワークフォースプラットフォームを、これまで対応が難しかった新たな領域へと拡張する。
対象は、石油・ガス、鉱業、建設、重量物流(ヘビーロジスティクス)など、現場での大規模な人材配置や複雑な運用管理が求められる業界だ。これらの業界では、特殊な給与体系、労働安全衛生(HSE)への準拠、シフト制・ローテーション勤務の管理、さらには金融インフラとの連携などが必要となり、従来のEOR(Employer of Record)では対応できていなかったという。
社長執行役員 カントリーマネージャー 西浦亮氏は、「企業が世界各地の現場人材を採用・管理・運用できる基盤を提供し、複雑なコンプライアンス対応にかかる負担を軽減することで、企業が本来注力すべき事業成長に集中できる環境を実現する」と述べている。
同サービスの主な機能は次のとおり。
- 110ヵ国以上をカバー(今後も拡大予定)
- アフリカ40ヵ国以上に自社法人および現地運営体制を保有しており、ナイジェリア、モザンビーク、パプアニューギニアなどの市場でも、第三者事業者に依存することなくサービスを提供できる。これにより、より高い透明性、迅速な対応、そして安定したコンプライアンス体制を実現する。
- 専門的な現場人材の配置支援
- ホスピタリティ、小売、施設管理、建設業界向けに、各地域に応じた雇用体制の構築とコンプライアンス対応を簡素化する。
- 現場オペレーションに特化した給与・コンプライアンス管理
- 遠隔地や高負荷環境での勤務に伴う各種手当や時間外手当の自動計算、ローテーション勤務の管理に加え、HSE(労働安全衛生)に準拠した福利厚生の提供に対応する。
- オペレーションの一元管理
- 単一のダッシュボード上で、人件費、コンプライアンス状況、各拠点の人員稼働状況をリアルタイムで可視化できる。
- 法的責任の一元化
- DeelがEORとして法的雇用主となり、現場レベルで発生する責任を担うとともに、各地域に応じた保険を提供する。
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