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HRzineニュース

1on1でキャリアについて十分に話せている管理職は35.6%、業務過多が対話阻害—mento調べ

HRzine編集部[著]

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 mentoは、直属の部下を持つ課長393名を対象に実施した「管理職の1on1実態調査(2026年7月)」の結果を発表した。

 調査によると、1on1の実施頻度は「月1回」が33.6%で最多となった。次いで「月2〜3回」18.6%、「2〜3か月に1回」16.5%と続き、1on1を週1回以上実施している管理職は10.2%にとどまった。1on1を「実施していない」という回答も8.4%存在する。

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 1on1実施の主な目的については「メンバーのパフォーマンス・生産性の向上」(47.8%)、「チームの成果・目標の達成」(47.8%)、「メンバーの成長・自走」(42.2%)の3つがほぼ同列で上位を占めている。多くの管理職が、チーム成果とメンバー自身の成長や自律の両方を意識して1on1を行っている状況がうかがえる。

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 一方、1on1で扱われているテーマに目を向けると「業務の進捗・課題」(65.0%)や「チームの方針・戦略」(58.1%)が「よく話している」項目の上位となった。しかし「キャリア・将来の展望」については「よく話している」と回答した管理職は35.6%と少数派となり、「話したいが話せていない」が53.6%と、全8テーマ中最も高い数値を記録した。加えて「部下からのフィードバック」(50.0%)や「本音・不満」(48.3%)も十分に話し合えていない実態が明らかとなった。

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 管理職として最も評価される事項については、「チームの成果を出すこと」が57.5%で最多。続いて「部下の育成・キャリア支援」(50.9%)が僅差で続く。育成よりも成果を重視する傾向が組織評価のなかで強く、対話の優先順位が下がる構造が示唆されている。1on1の頻度が高いほど「部下の育成・キャリア支援」の評価も上昇し、週1回以上1on1を実施する管理職は特に高評価となる。一方、1on1の頻度が下がると「部下のケア・関係性づくり」が評価される割合も低下している。

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 業務の中で削減したいと考える業務については、「社内向けの報告・資料づくり」(36.1%)が最多となり、「会議の準備・調整・議事録」(34.6%)が続いた。部下と向き合う業務(部下のコンディションを気にかけ・察知し続けること)を削減したいとの回答は7.9%と小さく、多くの管理職が本来の対話や育成に時間を割きたいと考えていることがうかがえる。

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 また、上司・部下の関係性の質を「Leader-Member Exchange(LMX)」のスコアで評価したところ、1on1を週1回以上実施している管理職は平均4.5点(7点満点)と最も高い評価を得た。1on1未実施の管理職では3.8点にとどまった。特に「権限を活かした問題解決支援」や、「部下との関係がチーム成果に効果的に働いている」といった項目で、実施頻度による大きな差が見られた。

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 項目別に見ると、「週1回以上」実施している管理職はすべての項目で最も高いスコアとなった。特に差が大きいのは「権限を活かした問題解決支援」(週1回以上4.7点/実施していない3.7点、差+1.0点)、「部下との関係がチーム成果に効果的に働いている」(4.7点/3.7点、差+1.0点)で、実施頻度による差が大きく出ている。一方、「評価を明確に伝えている」は差が0.5点と相対的に小さく、頻度にかかわらず一定水準で伝えられていることがうかがえる。

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調査概要
調査名称 管理職の1on1実態調査(2026年7月)
調査対象 100名以上の会社に勤める、直属の部下を持つ課長
有効回答数 393名
調査手法 インターネットリサーチ
調査期間 2026年7月17日〜7月19日
調査機関 株式会社mento
調査委託先 株式会社ジャストシステム
備考 回収したデータに補正は行っていない

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