2018年3月の転職求人倍率は、前月比マイナス0.13ポイントの2.36倍。求人数は前月比99.0%、前年同月比110.5%となり、2017年2月からの3か月タームの小幅な上下サイクルに即した結果となった(例年転職求人倍率が跳ね上がる12月は除く)。転職希望者数は前月比104.7%、前年同月比120.1%。4月の転職希望者数の増加は例外的だという。
「IT・通信」の業種別転職求人倍率は6.15倍(前月比マイナス0.17ポイント)、「技術系(IT・通信)」の転職求人倍率は7.72倍(前月比マイナス0.3ポイント)と、業種別・職種別ともに低下。ただし、依然として高い全体の求人倍率2.36に比べ、突出した高さを維持している。
また、求人数を業種別に見ると、求人数が増加したのは9業種のうち「小売・外食」の1業種のみ。また、職種種別で求人数が増加したのは、11職種のうち「販売・サービス系」「事務・アシスタント系」「専門職」の3職種にとどまった。