「エンゲージメント・レーティング」は、リンクアンドモチベーションが開発した、企業と従業員のエンゲージメント(相互理解・相思相愛度合い)を測る指数「エンゲージメントスコア」に基づく格付けランクで、同社の研究機関と慶應義塾大学ビジネス・スクールとの共同研究によって、企業の収益力との相関が明らかになっており、持続的な企業価値向上を促す指標といえる。
エンゲージメントスコアは、リンクアンドモチベーションの組織改善クラウドサービス「モチベーションクラウド」に搭載された組織診断サービスの結果より、3840社・90万人以上のデータベースによって偏差値として算出。その結果に応じて、企業のエンゲージメント・レーティングを「AAA」~「DD」の11段階で判定する。
また、組織診断サービスでは、社会心理学を下敷きに、従業員のエンゲージメントに大きく影響する以下の16要素に基づいて、網羅的に設問項目が設計されている。
今後は、エンゲージメント・レーティングに関する啓発活動をクライアント企業に対して行い、賛同企業を増やしていく予定で、2025年までに上場企業300社が「エンゲージメント・レーティング」を開示することを目標に活動を行っていく。