IT系以外の企業にも最適な外国人技術者を紹介
海外に人材を求める企業は、もはやIT業界だけではない。いわゆる「技術者」を必要とする分野では、例外なく人手不足が進んでいる。JELLYFISHも、こうした技術者へのニーズの多様化に積極的に応えていく方針だ。
「そのために今、理系人材に力を入れているところです。特に今わが国では、建築、建設、施工管理などの人材が圧倒的に不足しています。当社にはITエンジニアに以外にも、さまざまな職種の海外人材を手がけてきた経験があります。そうしたノウハウの蓄積を生かして、より幅広いお客様の人材探しにお応えしていきたいと考えています」(新城氏)。
とりわけ土木系業界は、いろいろな分野の職人が集まる現場で専門用語も飛び交うため、監督や技術者はやはり日本人という気風が強かったが、それも今では大きく変わりつつあると鵜瀬氏は言う。
「最近では、海外で建築学を専攻したエキスパート人材も日本に来ています。中でも韓国は建設技術力建築制度資格や専門用語が日本と近い部分が多く、採用数も多いですね。就職先は、工場のプラント設計や原子力発電所、プラントなど大規模で高度な施設の建設や施工管理業務に携わる会社が目立ちます」(鵜瀬氏)
JELLYFISHでは企業から求人依頼があると、国内に在住する外国人だけではなく、必要とあれば海外まで広げて探したり、現地で採用して日本に招いたりすることも可能だ。この国内・海外の両方から人材を発掘できる柔軟さも、他の海外人材エージェントの追随を許さない同社の強みだ。