AIや機械学習に関する技術の理解度を測る検定試験は実施されている一方、今後ニーズが高まるとされる「技術とビジネスの橋渡し役」として適切なスキルを有している人材であることを認定する検定試験は、これまで見当たらなかった。「データ分析実務スキル検定」では、データサイエンティストやエンジニアから見て、ビジネスサイドの担当者に知っておいてほしい「データサイエンス」「ITの知識」「データ分析の経験」を確認。データ分析プロジェクトでデータサイエンティストやエンジニアとコミュニケーションを図る上での基礎知識を有していることを証明する。
試験問題に関しては、企業でデータ分析業務に携わっている実務家11名で問題検討委員会を構成し、シラバスの作成と問題監修を行っている。問題検討委員には、データミックス 代表取締役社長/データサイエンティストの堅田洋資氏をはじめ、メルカリ データアナリストチーム マネージャーの石田祥英氏、ベイカレント・コンサルティング デジタル・イノベーション・ラボ チーフデータサイエンティスト 田島勇氏、同マネージャーの松本敦氏、Datachain プロダクト開発グループ マネージャー プロダクトマネージャーの久松佑輝氏らが名を連ねている。
試験の申し込みは2020年1月開始予定で、試験は2020年2月より会場ごとに設定された試験日にて実施される。問題数は60問(多肢選択式)で、試験時間は90分。出題範囲は下図のとおり。受験料は1万円(税別)。