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「IT人材ラボ Day 2020 Winter」セッションレポート | #3(PR)

第一人者が教える、データ分析・AI人材が本当に身に付けるべきことと育成の道筋――ブレインパッド 摂待太崇氏

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 データ分析やAIでビジネスを成長させたい――そう考える経営者は多い。しかし、高まる人材需要に育成が追いついていない。2月26日、「エンジニアが成長し続ける組織」をテーマに開催された「IT人材ラボDay 2020 Winter」では、日本企業のデータ活用を支援してきた株式会社ブレインパッド アナリティクス本部 データ活用人材育成サービス部 副部長 摂待太崇氏が登壇し、「新たな価値を創造する、データ分析もできるエンジニアの育成」と題した講演を行った。本稿ではその模様をお届けする。

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データ分析ができる人材育成が必要になる理由

 ブレインパッドは、2004年の創業当初からデータ分析専門で企業を支援してきた。同社の事業の柱は大きく「アナリティクス事業」「ソリューション事業」「マーケティングプラットフォーム事業」の3つ。摂待氏は、総合調査会社、シンクタンク、インターネットリサーチ会社を経て、2012年にブレインパッドに入社。データサイエンティストとして多くのプロジェクトに参画してきた経験を活かし、現在はアナリティクス事業で顧客向けに提供する人材育成サービスの講師の1人として、社内の新卒社員研修から機械学習の初級〜中級レベル向け研修の企画、開発、提供に携わる。

 同社のアナリティクス事業では、企業のビジネス変革に焦点を当てたサービスを提供しているが、創業当初から人材育成サービスを手掛けてきたわけではない。企業のデータ分析を数多くサポートする中、データ分析を内製化したいというニーズに応える形で研修プログラムとして体系化したのだという。サービス提供開始してから、すでに公開講座は累計550社、1500人以上、企業研修は累計60社、3万8000人以上が受講した。

ブレインパッドがアナリティクス事業で提供している人材育成サービス(出典:ブレインパッド)
ブレインパッドがアナリティクス事業で提供している人材育成サービス(出典:ブレインパッド)
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 国内ではデータ分析のスキルを持つ人材の採用難が続いているが、「ITエンジニアも仕事に必要な範囲で、AIやデータ分析に関する知識を習得することが自身の成長に必要となってきた」と摂待氏は主張し、その背景にある主な要因として3つを挙げた。

 第一にインターネットとモバイルテクノロジーの普及が進んでいること。2019年6月時点で全世界の約6割に相当する45億人がインターネットにアクセスできる。

 第二に世界的にテクノロジー企業の存在感が増大していること。世界の時価総額ランキングをセクター別に見ると、テクノロジー企業が金融やヘルスケアをしのぐ。その中でもGAFAやMicrosoftのように、データ活用に長じた企業の競争力が高い。

 第三にAIやディープラーニングが実証段階から実装段階へシフトしたこと。以前であれば、チワワとチョコチップマフィンの画像を見分けるなどのように「簡単な画像認識」ができるというだけでサービス化できていたものが、最近では、コンクリート護岸の劣化検知で画像診断など、「様々な産業の専門性の高いタスクにも活用」され始めており、ただ「面白いね」だけでは終わらない例が増えてきた。

 GAFAトップがみなAIを重視する一方、国内のデータ活用人材の供給は十分とはいえない。日本の大学には統計学部がないため絶対数として足りない。また、経済産業省が2019年3月に公開した「IT人材需給に関する調査」の報告書によれば、AI人材の需給ギャップは2025年に約45万人、2030年には約57万人に拡大するという予測もある。

摂待 太崇氏
摂待 太崇(せったい ふとし)氏
株式会社ブレインパッド アナリティクス本部 データ活用人材育成サービス部 副部長。
大学卒業後、総合調査会社、シンクタンク、インターネットリサーチ会社を経て、2012年にブレインパッド入社。ブレインパッド入社後は、データサイエンティストとして様々な業種・領域のデータ分析ならびにデータ利活用支援プロジェクトに従事。データ分析業務だけでなく、顧客企業内でのデータサイエンティスト部門の立ち上げや業務支援を含めた人材育成・研修など、現場スタッフ育成業務までを経験。現在は、ブレインパッド育成講座 「データサイエンティスト入門研修」 の講師として、新卒社員向け研修から機械学習の初級~中級者レベルの学習者を対象とする研修の企画開発・提供まで幅広く担当している。

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データサイエンティストだけでなく分析チームを育てる

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この記事の著者

冨永 裕子(トミナガ ユウコ)

IT調査会社(ITR、IDC Japan)で、エンタープライズIT分野におけるソフトウエアの調査プロジェクトを担当する。その傍らITコンサルタントとして、ユーザー企業を対象としたITマネジメント領域を中心としたコンサルティングプロジェクトを経験。現在はフリーランスのITアナリスト兼ITコンサルタント...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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