ITコーディネータとは、経営に役立つIT活用に向け、経営者の立場から助言・支援を行い、IT経営を実現する人材、または資格名のこと。
9月26日に、ITコーディネータの備えるべき実践力や仕事の進め方についてまとめ、公開しているプロセスガイドライン:PGL(旧ITコーディネータ・プロセスガイドライン)をバージョン3.0に改訂し、名称を「IT経営推進プロセスガイドライン」に改めて発刊したが、その内容を受けて試験出題範囲が変更される。
変更内容は以下のとおり。
- 実施時期
- 2017年8〜9月に実施する第36回ITC試験および専門スキル特別認定試験から。
- 変更内容
- 試験の出題範囲(テキスト)としている、「ITコーディネータプロセスガイドライン Ver.2.0」および「ITコーディネータ実践力ガイドライン Ver.2.1」のうち、「ITコーディネータプロセスガイドライン Ver.2.0」を「IT経営推進プロセスガイドライン Ver.3.0」に変更。
- 変更の理由
- 2016年9月末に「ITTコーディネータプロセスガイドライン Ver.2.0」を改訂した「IT経営推進プロセスガイドライン Ver.3.0」を発刊したことから、研修教材についても内容の改訂を行う。
- その他の留意事項
- 2017年2月から実施する第35回ITC試験および専門スキル特別認定試験は、「ITコーディネータプロセスガイドライン Ver.2.0」を出題範囲(テキスト)とする最終回の試験となる。また、ITコーディネータ資格者を認定するために年2回実施しているケース研修についても、2017年6月に実施するケース研修教材から「IT経営推進プロセスガイドライン Ver.3.0」に対応した内容に変更される。
なお、「IT経営推進プロセスガイドライン Ver.3.0」はITコーディネータ協会Webサイトから購入可能。