学生就業支援センターは、企業インタビュープラットフォーム「インタツアー」の新サービスとして、地方学生やUIターン学生と地方企業を結ぶ「リモ活」をリリースした。
インタツアーは企業インタビューの募集、学生応募とマッチング、訪問インタビュー、ビジコミ(訪問者クチコミ)といった一連のプロセスを提供している。リモ活はインタツアーをリモート対応させたもので、全国、世界どこからでも企業インタビューが可能なほか、フォロー、閲覧などのアクションから興味を持った企業の情報が自動で蓄積・配信される。
インタツアーは、これまでニーズの多い首都圏と関西圏の学生向けに主に提供されてきたが、同社では以前から地方学生の就活におけるディスアドバンテージ解消は取り組むべき課題として、サービス開発を行ってきたという。
学生はリモ活により、スマートフォンやPCなど自分のデバイスからリモートインタビューに参加し、社会人とのコミュニケーション体験を得られる。また、リモ活を通じて様々な地域の学生が同時に企業インタビューを行うことで、より多面的な視点で情報も得られる。
参加学生と企業インタビューのマッチングは、インタビュー実績や適性などのデータからコンシェルが案内し、偶発的な発見の機会を支援する。また、学生は参加履歴などをもとにコンシェルへ就活相談もできる。
リモ活は、インタツアーのオプションサービスとして企業の採用マーケティングに導入が可能。新型コロナウイルスの影響で、学生の地方回帰志向は強まっており、リモ活によって地方学生×地方企業、都市圏学生×地方企業の新たなマッチングも生み出すことができると、同社では述べている。