Webインテグレーターとして主にHR系システム開発サービスを提供しているGEEKは、クラウド型求人エントリーサイト構築システム「JobPortalBASE」による求人サイト構築サービスを提供開始すると発表した。
GEEKが2013年からサービス提供を開始した求人サイト構築システムは、パッケージ提供を基本としており、各クライアントの要望に細かく応えることができなかった。GEEKは労働市場・人材業界におけるニーズの変化に柔軟に対応し、より多くの“声”に応えることが必要だと考え、JobPortalBASEを自社開発するに至ったという。
JobPortalBASEはGoogle求人検索、Indeedといったサードパーティとの連携機能を標準で搭載。その他、既存サービスとの連携など柔軟なカスタマイズが可能。Web動画面接ツール、面接自動日程調整ATSなどと連携していく。
また、GEEKには10年以上の求人サイト構築実績に基づくノウハウがあり、クライアントのさまざまな要望や課題を抽出し提案する。導入後の保守運用により、安定したサービス基盤を継続して提供する。
JobPortalBASEによる求人サイト構築サービスは、フルカスタマイズできる「パッケージ版」、基本機能だけでの動作が可能で安価な「cloud版」の2種類がある。
7月下旬よりデモ版の提供受付を開始。来期にはJobPortalBASEを活用し、人材派遣会社や流通事業者、人材紹介会社を中心とする25サイトの構築を目指している。また傘下(ツナググループ)にある各社サービスとも親和性が高いため、APIでの自動連携も実施していく。コロナ禍により今後大きな変化が予想される人材業界の動向に合わせて、各種クラウドサービスとの連携を含むバージョンアップなどを予定している。