プレゼンティーズム(疾病就業)を可視化するパルスサーベイ「FairWork pulse」を運営するフェアワークは、7月21日より、SmartHRが運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」とFairWork pulseがAPI連携を開始したことを発表した。
今回のAPI連携により、SmartHRに登録されている従業員データの一部を、FairWork pulseへ容易に取り込むことが可能になり、FairWork pulse運用担当者の業務効率化が図れる。API連携で取り込めるデータは、社員番号、氏名、生年月日、入社日など。
SmartHRはクラウド人事労務ソフト。雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きのペーパーレス化を実現する。組織や従業員の情報を集計・可視化できる「ラクラク分析レポート機能」は戦略人事にも活用可能。さらに、勤怠管理や給与計算システムなど、様々なサービスとの連携も充実。SmartHRは煩雑で時間のかかる労務手続き・労務管理から経営者や人事担当者を解放し、企業の生産性向上を後押しする。
FairWork pulseは、社員満足度調査などに用いられるパルスサーベイの手法を用いて、部署および個人の月次プレゼンティーズムと幸福度を調査し、生産性向上に活用するサービス。これまでWHO-HPQ日本語版を改良した質問項目を用いていたが、2020年6月以降は、経済産業省「健康投資管理会計ガイドライン素案」で推奨されている「東大1項目版」を採用。心身不調のまま働く労働者の業務遂行能力低下による労働損失を見える化し、健康経営と生産性の向上を支援する。