freeeは、同社の「人事労務freee」と、HERPが開発・運営するスクラム採用プラットフォーム「HERP Hire」とのAPI連携を開始したことを発表した。スクラム採用とは、HERPが提唱する社員主導型の採用方式。
API連携の背景には、コロナ禍において各企業でリモートワークの全社導入を推進する一方で、人事労務などバックオフィス業務においては手書きやエクセルによるアナログな運用が多く残っていることが挙げられる。こういったアナログな運用が、Withコロナ時代の働きやすい環境づくりを阻む要因の1つとなっている。
今回の連携により、HERP Hireから人事労務freeeへワンクリックで、入社予定の従業員情報を同期できるようになった。また、人事労務担当者から内定者への、入社のために必要な情報の入力依頼も可能となった。これにより、内定から雇用契約・入社手続きまでの一連の流れをぺーパーレス化し、スピーディな運用を実現。クラウドサービスによるバックオフィス業務の効率化でリモートワークの推進に貢献する。
人事労務freeeとHERP Hireとの連携機能は、freeeアプリストアよりHERP Hireを連携するための無料アプリをダウンロードすることで利用できる。ただし、HERP Hireの利用については別途契約が必要。