情報セキュリティ管理士認定試験(以下、管理士試験)と情報セキュリティ初級認定試験(以下、初級試験)は、どちらも事務・管理系の職務に従事する人が対象。試験を実施する全日本情報学習振興協会によると、企業の情報漏えいのほとんどが事務・管理系の職場から起こっていることから、企業における該当者の情報保護意識の向上を目的に試験を実施しているという。
初級試験は、一般従業員やユーザーレベルが持つべき情報セキュリティに対する基本的な知識を有することを認定する。管理試験はその上位試験として、セキュリティ対策に従事する管理職やリーダーが持つべき知識を有することを認定する。どちらの試験も、最新のセキュリティインシデントから情報漏えいに対する具体的な対策まで、セキュリティに関する幅広い知識を求められる。
試験会場は札幌、東京、大阪、福岡、沖縄など、15か所を予定。試験時間は10:00〜11:00(60分、初級試験)、10:00〜12:00(120分、管理士試験)。試験料は8000円(税抜、初級試験)、1万円(税抜、管理士試験)。
なお、以下の日程で認定試験対策講座が開かれる予定だ。場所はすべて東京・水道橋にある全日本情報学習振興協会の7階 大会議室。
- 情報セキュリティ初級認定試験対策
- 2017年1月26日(木)13:00〜16:00
- 情報セキュリティ管理士認定試験対策
- 2017年1月17日(火) 10:00〜17:00
- 2017年1月28日(土) 10:00〜17:00