マイナビは、2021年3月卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に行った「マイナビ 2021年卒大学生活動実態調査(7月)」の結果を発表した。調査期間は2020年7月24日~7月31日で、有効回答数は7386名。
(※調査詳細(PDF)はこちらから)
2021年卒業予定の大学生・大学院生の7月末時点の内々定率は73.1%(前年比6.9ポイント減)、平均内々定保有社数は2.1社(前年比0.1ポイント減)となった。7月の内々定率が前年の6月並み(20年卒6月内々定率74.4%)であることから、21年卒の就職活動は前年に比べ1か月遅れで進んでいるといえる。
また、内々定を保有している学生が、入社意思の最も高い企業で受けた面接の形式は、「WEB」が54.2%、「対面」が45.8%で、WEBがやや多い結果となった。
入社意思の最も高い企業から受けたフォローのうち、最も不安が軽減されたものは「人事との面談」で36.3%だった。面接形式がWEBだった学生は、面接形式が対面だった学生よりも「内定者間の座談会や交流会」「複数の社員との座談会や交流会」「人事以外の社員との面談」など、WEBでは会いにくい、人事担当者以外の人と話ができる機会を求めていることがわかる。“人”に関わる多面的なフォローで不安が軽減された様子がうかがえた。