リファレンスチェックサービス事業を展開するHRRTは、リファレンスチェックツール「MiKiWaMe Point β版」を9月3日に提供開始した。
いまコロナ禍でオンライン面接が主流となりつつあり、対面で行っていたとき以上に、求職者の前職に関する事柄などを読み取るのが難しくなっている。そうした企業の不安となっている人事部門の問題を解決をすべく、同社はMiKiWaMe Point β版を開発したという。
オンライン上で簡単にリファレンスチェックを実施できるだけでなく、別途オプションにて、反社チェックや働き方の多様化に伴う労務戦略の「BuildUp」などの実施も可能。また、低コストであることから、企業規模の大小、採用人数の多少にかかわらず利用できる。
企業側は雇用形態を問わずMiKiWaMe Pointを使用することで、採用のミスマッチを減らしたり相互理解を深めたりできる。また、求職者側はリファレンスチェックを意識するため、成果を出すことを重要視し、次のステップに進みやすくなる。
今年10月中旬頃には、候補者が推薦した上司、同僚、部下からネガティブな評価があった場合、候補者が理由を説明するなど挽回できる機能を追加する予定。同機能により、企業と求職者が可能な限り平等で相互理解のできる社会の実現を目指すと、同社では述べている。
正式版の料金設定は次のとおり。他社や従来のリファレンスチェックサービスの料金と比べて10分の1程度といい、手軽さ、使いやすさを追求している。単に低価格というだけでなく、管理部で活用している他のツールと料金・品質・機能の整合性をも図っているという。
- 初期費用:なし
- 基本料金:月額1万円(6か月プラン・12か月プラン)
- 1アカウント:800円
- 評価人数:制限なし
なお、先着100社限定でMiKiWaMe Point β版を1か月間無料で利用できるキャンペーンを実施中。β版は、1企業1アカウントのみ登録可能で、複数アカウントの取得は正式版リリース時となる。