マイナビは、2022年3月卒業予定の全国の大学3年生・大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ202年卒大学生インターシップ・就職活動準備実態調査(8月)」の結果を発表した。調査期間は8月20日~8月31日で、回答数は6177名(内訳:文系男子1046名、理系男子921名、文系女子3071名、理系女子1139名)。
インターンシップに応募したことがある学生は92.1%と、前月より3.5ポイント増加。参加したことがある学生は61.4%と前月より27.2ポイント増加した。また、8月に活動した項目について、「インターンシップに参加した」と回答した学生は29.6%(前月比14.7ポイント増)と、7月のおよそ2倍となった。自己分析や業界研究・企業研究、インターンシップの個別企業説明会など就職活動の準備を継続しながら、インターンシップに参加する学生が増えていることが分かる。
インターンシップの応募や申し込みで重視することを聞いたところ、「興味のある業界である(84.9%)」「興味のある企業である(68.2%)」「興味のある職種である(65.0%)」が高かった。また、「オンラインで開催される」と回答した割合が25.6%と、6月の調査と比較して11.3ポイント増加した。
参加したいインターンシップの期間を聞いたところ、「1日(73.7%)」が最も多く、次いで「2~3日(66.6%)」となった。参加したい(したかった)時期としては、8月・9月を希望する割合が約7割となった。ただし、10月から2月にかけても、それぞれ約4割の学生が参加したい時期として回答した。
参加したい内容は、現場の社員に交じって業務を体験する「同行体験型」が69.6%と最も多く、社員の説明を聞きながら現場を見学する「職場見学型」が56.6%、業務を疑似的に体験する「ロールプレイング型」が53.1%と続いた。