人事系シェアードサービスを提供するSBアットワークは、メンタルヘルスとハラスメント対策に関する法人向け動画教材サービス「Wellness Eye Study(ウェルネスアイ スタディ)」に、「リモートワークにおけるハラスメント」などの9つのコンテンツを追加した。
Wellness Eye Studyは、「いつでも・どこでも・わかりやすく・簡単に・効果的に」をコンセプトにした、マイクロラーニング形式の動画教材サービス。よくある事例をベースにした、1本あたり3〜5分程度のドラマ仕立ての動画をパソコンやスマートフォンで視聴して学習できるため、リモートワーク中の利用にも適している。
今回追加したコンテンツの一つである「リモートワークにおけるハラスメント」では、リモートワークで発生するハラスメント、いわゆる「リモハラ」の原因や対策について、具体的な事例と解説で学ぶことができる。そのほか、例えば「部下から上司へのパワーハラスメント(逆パワハラ)」など昨今実際に発生している問題を扱うコンテンツや、「部下・同僚からセクハラの相談をされた場合の対応」など改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)などを踏まえたコンテンツを追加した。
同サービスでは、今回新たに追加したコンテンツを含めて合計29本のコンテンツをそろえており、法人は1本当たり年間2万円(税抜き)[1]から、必要なコンテンツを社員研修などに利用できる。同社は、今後も毎年数十本を追加し、Wellness Eye Studyのラインアップを拡充する予定。
なお、Wellness Eye Studyのハラスメント対策に関わるコンテンツは、クオレ・シー・キューブの監修の下で制作。クオレ・シー・キューブは、2001年にパワーハラスメントという言葉と概念を提唱したハラスメント対策のコンサルティング会社で、年間800件の研修や延べ3000社以上のコンサルティングを行っている。SBアットワークはクオレ・シー・キューブと連携し、ハラスメントフリーな社会の実現に貢献することを目指すという。
注
[1]: 料金は、契約するコンテンツ数や利用人数などの条件により変動する。