厚生労働省の委託事業「イクメンプロジェクト」は、｢イクメン企業アワード2020｣の受賞企業と「イクボスアワード2020」の受賞者を決定した。
これらのアワードは、育児を積極的に行う男性＝イクメンを応援し、男性の育児休業取得を促進するイクメンプロジェクトの一環として、働きながら安心して子どもを産み育てることができる労働環境の整備推進を目的に、企業や個人を表彰するもの。
今年で8回目を迎えるイクメン企業アワードは、男性従業員の育児と仕事の両立を推進し、業務改善を図る企業を表彰するもので、今回は36社の応募の中から、グランプリ2社、奨励賞1社、理解促進賞1社、特別賞1社を選定した。
イクメン企業アワード2020」受賞企業は以下のとおり（五十音順）。
- グランプリ（2社）
- 技研製作所（高知県）
- 積水ハウス（大阪府）
- 奨励賞（1社）
- 双日（東京都）
- 理解促進賞（1社）
- 江崎グリコ（大阪府）
- 特別賞（2社）
- （コロナ対応）日本航空（東京都）
- （地方特別） プロトソリューション（沖縄県）
また、今回が7回目となるイクボスアワードは、部下の仕事と育児の両立を支援する管理職＝イクボスを、企業からの推薦によって募集し表彰するもので、今回は48人の応募の中から、グランプリ2人、奨励賞1人を選定した。
イクボスアワード2020受賞者は以下のとおり（五十音順）。
- グランプリ（2人）
- スプリング 大久保 有紀子 氏
- スープストックトーキョー 西谷 達彦 氏
- 奨励賞（1人）
- ビースタイルホールディングス 松浦 修治 氏
なお、表彰式は、11月20日に東京・御茶ノ水で開催するイクメン推進シンポジウムの中で行う。シンポジウムでは、受賞企業などが参加するパネルディスカッションなども行う予定で、誰でもオンライン参加が可能。イクメンプロジェクト公式サイト内の申込フォームから申し込む。詳細・申し込みは厚生労働省のWebサイトから。
