BOSS-CON JAPANが開催する人材採用・育成セミナーは、昨年に続き2度目。今年は、データ分析や機械学習などの分野を中心に利用が拡大中のプログラミング言語「Python」の市場動向や人材育成をテーマに開催する。テーマを決めた背景について、BOSS-CON Japanは「米国でのPythonの求人件数は4万件を超えてJavaに次ぐ2位。日本でも2年間で倍増しているが、Pythonic[1]を理解しているPythonエンジニアは圧倒的に少なく、今後、Pythonエンジニアの育成と確保が急務といわれている」ことを挙げている。参加費は無料だ。
基調講演には一般社団法人PyCon JP代表理事 寺田学氏が登壇し、「Python市場動向と、Pythonの人材育成で気を付けることと採用動向」(仮)を解説する。そのほか、Pythonエンジニアの派遣サービスを行っているリーディングエッジ 執行役員の岸慶騎氏や、2017年春からのPythonエンジニア認定試験開始に向け準備を進める一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事の吉政忠志氏らが登壇。リクルートキャリア CODE.SCOREクリエイティブディレクターのサカタカツミ氏は、「なぜITエンジニアにとってスキル可視化が必要なのか?」と題し、ITエンジニア採用におけるスキル可視化の重要性を紹介する。
セミナーの最後には、「人材採用と育成」をテーマとするパネルディスカッションを開く。モデレータはGeekな女優として人気を集める池澤あやか氏。パネリストは当日講演を行う寺田氏、吉政氏、岸氏、サカタ氏に加え、トレタ CTOの増井雄一郎氏が加わる。
セミナー終了後には懇親会が催される(参加費500円)。池澤氏が司会を務め、ほとんどの講演者も参加するという。
セミナーの詳細と参加申し込みはこちらから。
注
[1]: Pythonicは、Pythonエンジニアの間で共有されている「プログラミングに対する考え方」を指すことば。Pythonの素晴らしさを最大限に引き出せるエンジニアを多く輩出できるように、Pythonエンジニア育成推進協会では、Pythonicの理解促進を目標の1つに掲げている。