マイナビは、同社が運営する法人向け中長期滞在先サービス「マイナビBiz」において、「安定したネット環境」「健康面でのリスク管理」「業務に集中できる設備」を備えた「オンライン研修社宅」を提供開始した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外出自粛やソーシャルディスタンス徹底、企業のテレワークや在宅勤務の推進など、企業は職場内感染リスクを減らすための対策が求められている。一方、4月には新入社員・転職者の入社も控えており、企業は昨年に引き続き、社員の安全を考慮したオンラインでの教育・研修を行う機会が増えることが予測される。
同社の調査によると、会社生活に慣れないまま在宅勤務・テレワークを始めることになった新入社員は、社内のコミュニケーションが十分に築けないため、不安を感じているという結果が出ており、企業側も「オンラインでは帰属意識の醸成が難しい」「長時間のオンライン研修ではメンタル面のケアが必要になる」「ネット環境にばらつきがあり学習にばらつきが出た」など、テレワークやオンライン研修の課題や帰属意識の醸成に不安を感じていることが分かった。
このような企業や人事の課題を解決すべく、マイナビBizは「オンライン研修社宅」の提供を開始した。同サービスの詳細は次のとおり。
- オンライン研修に必要なタブレット端末、高速インターネット、Wi-Fi、プリンターなど研修に必要なシステム環境を提供。入居後すぐに研修がスタート可能
- 企業で1棟借りをすることもできる。同じ棟に社員が入居することで会社への帰属意識醸成と、研修に取り組みながらも近くに仲間がいるという心理的安全性を担保できる
- 社員はそれぞれパーソナルな空間で研修を受けることができ、衣食住をともにしないので、感染リスクを回避できる
- 医療相談サービスも無料で対応しているため、健康面やメンタル面、事故などの相談サポートも行う
- 入居中の住環境トラブルもマイナビBizが迅速に対応。入居者だけでなく人事部等、社内の労力・リスクを削減できる
- 要望に応じて、PCや長時間の座学にも負担の少ない座面調整可能な椅子の追加導入が可能