学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に内々定率調査(2022年2月度)を実施し、結果を発表した。調査期間は2021年1月25日~2021年1月31日で、645名から回答を得た。
1月末段階での内々定率は14.7%と、前月より4.6ポイント増加となった。また、前年同時期調査(12.2%)を2.5ポイント上回った。緊急事態宣言下でも、選考は順調に進捗していることがうかがえる。
文系・理系別で見ると、理系の内々定率が前年同時期を5.8ポイント上回る17.6%となり、ハイペースで内々定獲得が進んでいることが分かった。
また、内々定獲得企業は、第3希望以下の割合が増え、入社意思を固める学生はまだ少ないことが分かった。新型コロナ感染症対策で、直接接触の機会が減ったことが一因と考えられる。
内々定者フォローは、引き続きオンラインでのコミュニケーションが上位を占める結果となった。