人材データプラットフォームなどを提供するサイダスは、新入社員育成のためのメンター制度やOJTをクラウド上で仕組み化できる「メンター機能」の提供を開始した。また、テレワーク下での新入社員育成に課題や不安を抱える企業を応援するため、2022年3月31日までメンター機能を無料で提供する。
新型コロナウイルス感染拡大防止を迫られる昨今、4月に入社する新入社員の入社式や研修、OJTなどのオンボーディングをオンラインで実施しようとする企業が増えている。しかし、社員の様子を直接見ることが難しいテレワーク下では、健康状態の変化や不安を抱えている社員のフォロー、メンターとの関係性の把握など、育成面において多くの不安や課題が残されている。こうした社会的背景に加え、次世代を担う若者が、コミュニケーション不足や新型コロナウイルスの影響により、本来経験できたことが経験出来ず成長機会が著しく損なわれてしまうこと、また、企業が「今年は新型コロナだから仕方ない」と新入社員を支援できない状態を防ぎたいという想いから、同社はテレワーク下での新入社員の成長を支援する新機能「メンター機能」を開発するに至ったという。
メンター機能は、新入社員育成のためのメンター制度やOJTなどの仕組みが整っている企業だけでなく、これら育成の仕組みを持っていない企業でも簡単に導入できるという。メンター機能を使ったOJTの流れは次のとおり。
①新入社員に向けてOJTや研修を行う
②新入社員・メンターそれぞれが、OJTを通じて感じたことを、Slackのチャットbotに伝える。振り返りの質問は、新入社員、メンターに向けて自動で通知される
③新入社員、メンターが回答した内容はダッシュボード画面上で集計され、新入社員の健康状態やメンターとのコミュニケーションのギャップ、抱えている課題と解決に取り組んでいる状況をダッシュボードで見える化する
※ダッシュボード画面は2021年4月リリース予定
また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、緊急事態宣言が一部地域で再発令され、出社人数の7割減が強く呼びかけられている中、4月に入社する新社会人の新人育成をオンラインで実施するための環境整備が重要視されている。同社では、こうした背景を受け、多くの課題を抱えながらテレワーク下での新入社員育成を行う企業を応援すべく、無料キャンペーンを開始する。キャンペーンの概要は次のとおり。
キャンペーン名 | コロナ禍の新入社員育成応援キャンペーン |
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対象 | 新規または過去にbanto登録した企業 |
期間 | 2021年2月22日(月) 〜 2022年3月31日(水) 23:59 |
キャンペーン内容 |
メンター機能を無料登録した場合は、2022年3月31日(水) 23:59まで無料で利用可能。 ※2022年4月1日からは月額300円(有償)となるが、自動的に課金されることはない ※OKR機能を利用する場合には、無料期間中でも別途OKR利用契約(有償)が必要となる |
申し込み | 特設サイトより |