学情は、20代の仕事観や転職意識をひも解くために、「転職における希望業種・希望職種」に関して調査を行った。調査期間は、2021年5月11日~6月1日。303名から回答を得ている。
転職の際に魅力を感じる業界は、「IT・通信・インターネット」が34.0%で最多。コロナ前(2020年1月)の10.1%と比較すると、3倍近くの回答を集めた。「今後より伸びていく業界だと思う」「成長している業界でスキルを身につけたい」「ITの知識やスキルがあれば、どこに行っても通用すると思う」などの声が寄せられた。
転職の際に魅力を感じる職種は、「企画・事務・管理系」が37.0%で最多。コロナ前(2020年1月)比、6.0ポイント増加した。次いで、回答が多かったのは「ITエンジニア系(SE・システム開発・インフラ)」20.1%(コロナ前比7.0ポイント増)、「クリエイティブ系」15.8%(コロナ前比1.2ポイント増)と続いた。「ITエンジニアは、現在注目されている職種。安定した生活ができると思う」といった声が挙がっている。テレワーク可能で臨機応変に働けそうな職種や、スキル習得が可能な職種への人気が高くなっていることが分かる。
転職にあたり準備していることは、「転職サイト・転職イベントでの情報収集」が65.0%で最多。次いで、「友人や家族への相談」28.7%、「職務経歴書の作成」27.7%となった。