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HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

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2024年12月6日(金)13:00~15:30

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人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

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2017年4月特集「ゼロからITエンジニアを目指す・育てる」| #2

未経験から半年でLPICレベル3やCCNPを取得した若手エンジニアたちが語る、その道のり・モチベーション・現場で実感するメリット


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 IT・情報システムからメカトロニクス・エレクトロニクス、バイオ・ケミストリーまで、幅広い分野のエンジニアを派遣しているVSN社。特にIT・情報システム分野で目を見張るのは、未経験者を積極採用し、実務を遂行できる人材を自社で育成していること。充実した設備の中で行われる約2か月間の研修では、IT資格の取得が推奨されており、新人は合格を積み重ねる中でスキルだけでなく自信も深めているという。本稿ではそうして成長し、現場で活躍するVSNの若手エンジニア3名にお集まりいただき、IT資格の取得とエンジニアとしての成長、キャリア形成について聞いた。

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未経験から中途入社でIT業界に飛び込んだ理由は?

――入社時期と、現場でどのようなお仕事をされているか教えていただけますか?

中尾洋平さん(以下、中尾):私は2013年12月にVSNに入社しました。今はネットワークの設計から構築、検証までを担当しています。直近では、VMwareの仮想環境上にXenAppサーバーを立てて仮想アプリケーション(クライアントPCのWebブラウザ内でWindowsなどのアプリケーションを利用可能にする技術)を提供するシステムの構築を行いました。

梅本亮太さん(以下、梅本):私は2014年12月入社です。担当はサーバーの設計や構築です。直近ではプレ対応、例えばお客様への提案や資料作成なども担当しています。

戸松知之さん(以下、戸松):入社は中尾と同じ2013年12月です。民間の企業様の情報システム部(以下、情シス)で保守を主にやりつつ、最近ではプレ(導入前)からアフター(導入後)まで一通り携わっています。今のお客様の情シスには2015年11月から入っています。あと、最近チームリーダーに昇格しました。

今回お話をしてくださった[VSN](http://www.vsn.co.jp/)の若手社員さん。左から、梅本亮太さん、戸松知之さん、中尾洋平さん(VSNの研修センターで撮影)
今回お話をしてくださったVSNの若手エンジニアさん。左から、梅本亮太さん、戸松知之さん、中尾洋平さん(VSNの研修センターで撮影)

――梅本さんと戸松さんは同じお客様先に就業していらっしゃるんですよね。顔を合わせることや一緒に仕事することってありますか?

戸松:いやー、仕事ではないですね。

梅本:廊下ですれ違うとか、その程度です。

戸松:弊社(VSN社)から何人も行っているのですが、担当により部屋が別々なので、顔を合わせたりする機会ってほとんどないんですよ。

――みなさん、VSN社にはエンジニア未経験で就職されたそうですね。いつ入社されたのですか? また、入社前は何をされていましたか?

中尾:私はけっこう遅めで、26歳の終わりに入社しました。前職はIT系企業でしたが営業職で、ホスティングサーバーや当時出始めだったクラウドなどをお客様に提案していました。Webで集客するようなマーケティング活動もしたりと、完全にシステムを“売る側”の人でしたね。しかし、技術知識を持っていなかったため、お客様とよりよい信頼関係を築くことが難しかったんです。技術的な難しい話はエンジニア頼みでした。それもあってか、技術を知りたいという興味も強まったんです。それが転職のきっかけになりました。

梅本:入社は24歳ごろです。前職はITではなくて建設関係だったのですが、もともとITには興味があったんです。ただ、学生時代の就活では「IT業界は激務だし、勉強もずっとしなければならない」といったイメージがあり、ちょっと難しいかなと。それでいったんはITとは別の道に進みました。しかし、「やっぱりITをやってみたい」という想いが再び強くなって、VSN社へ転職しました。

――もともとITに興味があったということですが、具体的にはどんなことに興味を? ゲームを作ってみたいとか。

梅本:いや、正直そこも(就活時期には)明確ではなくて……。もう、大きく漠然と「ITをやってみたい」というだけでした。詳細な考えはありませんでしたね。将来をどうしようかと考えたときに「やるならやってみよう」っていう、思いつきではないですけど、本当にそんな(勢いに任せた)感じでした。ただ、転職時には勉強がつらいこととか、完全に頭から抜けてましたね(笑)。とにかくIT業界に入りたい! とその一心でした。

戸松:私も24〜25歳ごろに入社しました。前職は商社で、1年半くらい務めていました。輸入した海外食材を日本国内の店舗などに卸すための営業をやっていて、主にワインを扱っていました。だから、ITとは全く無縁でしたね。Officeソフトを使うくらい。就活では衣食住、つまり人間がいる限り「なくならない」ものを扱う業界をと考えていたんです。ただ、前職に入ってみるといろいろと合う/合わないも出てきて。そこで転職を考え始めたのですが、せっかくなら(業界を)がらっと変えてみようと思案するうち、「そういえばITって、もはやそのレベル(衣食住に匹敵するほど不可欠なもの)だよな」と思ったんです。

 それに、ITは短いスパンで新しい技術がぽんぽん出てくる、けっこう楽しそうな業界だなと感じたんです。じゃあ次はIT業界にしようとざっくりイメージして、それから、ITの何の職種に就こうかと考えたときに「SEなら自分の頑張り次第で成り上がれるんじゃないか」と。あと、前職には情シスに仲の良い方がいて、いろいろ話をしていたんです。そこで、SEってけっこう面白そうだなと思うようになりました。

インタビューの模様。入社から現在まで2〜3年間の積み重ねを1つ1つ思い出しながら語ってくださった
インタビューの模様。入社から現在まで2〜3年間の積み重ねを1つ1つ思い出しながら語ってくださった

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シェルスクリプトが動いたとき「SEらしいことをしている!」と感動

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2017年4月特集「ゼロからITエンジニアを目指す・育てる」連載記事一覧
この記事の著者

市古 明典(資格Zine編集長)(イチゴ アキノリ)

うさぎ化してますが、1972年の子年生まれ。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者(兼MS Access担当)を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。資...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

加山 恵美(カヤマ エミ)

フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Onlineの取材・記事や、EnterpriseZine/Security Onlineキュレーターも担当しています。 Webサイト:http://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://hrzine.jp/article/detail/335 2017/06/26 20:08

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