学情は、「あさがくナビ2022」会員のうち、2022年卒業・修了予定者対象にした内々定率調査(2022年7月度)をインターネットによるアンケートにて実施し、調査結果を発表した。調査期間は2021年6月25日~6月30日で、回答者数は563人。
調査の結果、6月末段階での内々定率は「74.8%」、前月から8.2ポイント上昇し、前年同時期(62.8%)を12.0ポイント上回ったが、5月から6月にかけての上昇率と比較すると上昇ペースは鈍化傾向にある。また、内々定率の文理別は、理系が「83.3%」と8割超え、文系も「70.4%」となった。
就職活動率は「44.8%」と半数以上の学生が就職活動終了局面に入っていることが見て取れる。その一方で、文系は「52.1%」と半数以上が就職活動を継続している。
内々定獲得の平均社数は2.36社(前月比+0.21社)となったが、保有している内々定社数は1.25社(前月比−0.15社)と大きく減少し、内々定辞退をする学生が増えていることが分かった。