パーソルプロセス&テクノロジーは、DX推進において最大の課題といわれる「デジタル人材育成」を支援するサービス「Work Switch+Digital」(ワークスイッチ・プラスデジタル)を提供開始した。
同社では、Work Switch+Digitalの提供開始に伴い、企業のDX推進における「人材育成」の実態調査を実施。その結果、現場でDXを推進できる人材の重要性や、アイデア企画・構想力などのスキルが求められていること、また社内での学習機会が不十分であることが明らかになったという。同社はこれらの課題に基づいた研修プログラムを開発し、教育プログラムを企画するコンサルティングから、スキルや技術を習得するための研修など、顧客の課題に応じた教育プログラムを提供することで、企業のDX推進を支援する。
同社はWork Switch+Digitalの特徴について、次のように述べている。
- 現場の社員向けの研修を実施
- 同サービスは経営層やDXを推進する担当者への研修のほか、現場の社員を対象に“現場でDXを推進する”ための研修も実施。また、従来の“テクノロジースキル”に特化した研修だけでなく、“ビジネス変革スキル”(問題発見や、事業構想力など)の研修も併せて実施することで、企業のDXを実現できる人材を育成する。
- 独自の研修プログラムを開発
- 同社は、テレワークの導入支援や働き方改革コンサルティング、業務プロセスの改善支援、RPA導入支援、新規事業開発支援など、これまで多くの企業に提供してきた。これらのノウハウを生かした独自のカリキュラムを開発し、適切な研修プログラムを設計・提供することで、企業のデジタル人材育成の課題解決に貢献する。
- 社内でデジタル人材を育てる仕組みを提供
- 社員への研修だけでなく、社内でデジタル人材を育成していくための設計から実行までを支援する。これにより、デジタル人材育成の内製化が可能になり、より企業の自立的なDX推進を促進する。
また、提供サービスは以下のとおり。
経営層向けDX研修
DXの基本的な考え方から、技術トレンド、DX事例を講義形式で解説。身近な仕事のデジタル化を体験するプログラム。
デジタル教育プランニング
デジタル人材の要件整理から、教育プログラム全体の設計、実行計画の策定、評価などの設計を支援。
プロセスDX
「RPA研修」:RPAの開発スキルや業務アセスメントを習得できるよう、ハンズオン形式で実務に使える知識の習得まで段階的に支援。
「業務改善研修」:現場の管理職、担当者が業務の改善に主体性を持ち、実務に活かす知識と推進力を身に付ける研修プログラム。
ワークスタイルDX
「複業/越境研修」:自組織外で事業開発やDX関連業務を経験学習する越境学習支援プログラム。
「テレワーク関連研修」:テレワーク時のマネジメントやリモートコミュニケーション、チームビルディングなどの実践的能力開発を支援。
ビジネスDX
「プログラミング研修」:DX事業開発に携わるプログラミング未経験者を対象に、エンジニアと共に仕事をするための基礎を体験学習する研修プログラム。
「事業開発基礎研修」:アイデアからプロトタイピングまでの実践を経て、顧客起点の事業開発を体験学習する研修プログラム。