独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)は人材、技術、戦略の要素を統合した「DX白書2021」を10月11日に発刊した。
企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、将来の予測が困難となっている。そのため、企業にとって新たな事業環境に合わせた事業変革は優先度の高い取り組み事項となっている。企業は環境変化への迅速な対応や、システムのみならず企業文化をも変革していくDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが必要である。
IPAはIT社会の動向を調査・分析し、情報発信するため、2009年から「IT人材白書」、2017年から「AI白書」を発行してきた。DXの進展に伴い、ITとビジネスの関係がさらに密接となってきたことを背景に、今年は人材、技術、そして戦略の要素を統合し、「DX白書2021」として発刊したという。
同白書の概要は以下のとおり。PDF版はIPAのWebサイトからダウンロードできる。印刷書籍版は12月発行予定。
タイトル | DX白書2021 日米比較調査にみるDXの戦略、人材、技術 |
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発行日 | 2021年10月11日 |
サイズ | A4・372ページ |
目次 |
第1部 総論
第2部 DX戦略の策定と推進
第3部 デジタル時代の人材
第4部 DXを支える手法と技術
付録
第2部 制度政策動向
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