groovesは、同社のITエンジニア採用サイト「Forkwell Jobs」において、新機能「Forkwell Jobs 質問箱」をリリースした。ITエンジニアが知りたい質問に企業が答えるQ&A形式で、採用広報とマッチングを効率化する。
IPA発行『DX白書2021』によれば、IT人材が不足していると回答した事業会社は8割を超え、特に採用活動においては「要求水準を満たす人材がいない」「魅力的な仕事・処遇が提示できない」といったマッチングに課題を抱えている企業が4割を超えている。
求人企業とITエンジニア、双方にとってより良い最適な出会いを実現するためには、魅力的なポジション・待遇といった環境の整備はもちろん、組織風土や評価、開発体制といった定性面も踏まえて情報発信し、透明性を高めていくことが求められている。しかし、採用広報や採用マーケティングの重要性は理解しつつも、情報発信を行えていない企業が多いのも事実である。
転職サイト「Forkwell Jobs」の利用企業17社へのアンケート結果では、「情報発信のための運用工数を割けない」「どんなコンテンツを投稿してよいか分からない」「情報発信しても効果を実感できない」などの課題が挙がっている。
そこで、採用広報とマッチングの効率化を実現するべく、ITエンジニアが知りたい質問に企業が答えるQ&A形式の採用広報プラットフォーム「Forkwell Jobs 質問箱」をリリースするに至ったという。
同機能により、「ブログを書くより低コストで自社の情報を発信できる」「ITエンジニアの知りたいことがピックアップされているので企画に頭を悩ませなくてよい」「自社のコンテンツを読んだITエンジニアにアプローチできるから、採用への効果を実感できる」といった中で、求人企業が効果的・効率的に情報を開示できる。さらに、ITエンジニアはカジュアル面談に行きながら獲得していたような情報を、インターネット上でも簡単に知ることができるようになる。
Forkwell Jobs 質問箱のその他の特徴は以下のとおり。
- 採用、技術、コミュニケーション、プロダクト、カルチャー、カイゼン、といったITエンジニアの注目度が高いタグから、自社がアピールできそうな質問を探し、共有URLで社内のITエンジニアに回答を依頼するだけでITエンジニアにアプローチできる。
- Forkwell Jobsに公開中の求人に自動でひも付き、SNSで回答をシェアすることで簡単に採用広報に活用できる。回答を閲覧したITエンジニアの履歴も残るため、気になる人には直接声をかけることも可能。