アドバンテッジ リスク マネジメントは、従業員の「エンプロイーエンゲージメント(会社や職場に対する愛着)」や「ワークエンゲージメント(仕事に対してポジティブで充実した状態)」に着目した福利厚生サービス「アドバンテッジWellGage(ウェルゲージ)」を発表した。
本サービスは、GLTD(団体長期障害得補償保険)と福利厚生サービスをセットにしたパッケージで、安心して働ける環境の構築とともに、働き続けたいというエンゲージメント向上につなげることで、従業員のウェルビーイングを実現する。中堅・中小企業を主な対象に、2022年4月より提供を開始する(契約開始は2022年2月の予定)。
昨今、ポータルサイトやクーポンサイトの充実により、個人がさまざまなサービスを駆使し、お得な情報を活用する時代となった。さらにコロナ禍が追い打ちとなり、企業からは、福利厚生サービスの代表格ともいうべき旅行・レジャーなどの余暇支援の意義が薄れているという課題が挙がっている。労働人口の減少しているいま、終身雇用の時代に築かれた余暇支援偏重の制度を見直すことが求められている。こうした背景から同社は、従業員のウェルビーイング支援型福利厚生サービスのアドバンテッジWellGageを販売する。
アドバンテッジWellGageは、健康支援や育児・介護等と仕事との両立支援、女性活躍支援や自己啓発支援など、生産性向上のカギとなる要因に対し大幅な割引[1]を実現する設計となっている。コスト面のハードルを下げ、利用したくなる価格設定を実現したという。
ウェルビーイング支援型福利厚生サービスの内容は次のとおり。
- 健康支援メニュー各種:運動習慣や食生活、禁煙、睡眠の質向上など、肉体的な健康を促進するプログラム
- 両立支援メニュー各種:病児保育、家族の介護、家事などをサポートするプログラム
- 女性活躍支援メニュー各種、余暇・レジャー支援メニュー など
(※当社の持分法適用関連会社リソルライフサポートが提供する「ライフサポート倶楽部」をWellGage用にカスタマイズ)
同サービスでは、GLTDをはじめとする、団体保険制度の加入も可能。従業員の万が一のときを補償する福利厚生制度の運用にあたっては、GLTDなどで各企業での導入・運用支援に実績のある代理店として同社がサポートする。
また、エンゲージメントサーベイを包含したストレスチェックもパッケージに含まれており、従業員・組織の状態をワークエンゲージメントとエンプロイーエンゲージメントの両面から把握できる。こうした調査結果はDXプラットフォームで管理することができるため、福利厚生サービス導入後の効果や、同業界の平均値との比較などにより、建設的な改善計画を立案・実施も可能となる。
将来的には、従業員個人のフィジカルおよびメンタル面のデータに紐づき、福利厚生メニューや各種ソリューションのレコメンド機能を搭載予定。
注
[1]: GLTDに関しては保険会社の規定に従う。