ウォンテッドリーは、採用動画における課題を解決するため、これまでWantedly利用企業向けに提供してきた動画制作オプションを見直し、新たに4つの動画メニューをリリースした。
同社は、文字と写真では表現し切れない会社の雰囲気やそこで働く人の想いを伝えられるように、採用動画の制作オプションを提供してきた。採用動画は共感を呼ぶ上で効果的なツールである一方、人事担当者からは「制作する上で何から始めてよいか分からない」「内容が堅すぎて肝心の雰囲気が伝わらない」「動画が長過ぎて最後まで見てもらえない」「結局どんな事業を行っているか伝わらない」といった声が上がっていたという。
そこで、同社はこれまで提供してきた動画制作オプションを見直し、新たに4つの動画メニューをリリースした。「動画の企画を一から考える」という大きなハードルを解消する。
また、動画をはじめとするコンテンツ制作オプションを「クリエイティブ・オプション」と総称することとし、今回の新たな動画メニューはクリエイティブ・オプション内の「採用動画」において提供するという位置づけとした。
新しい4つの動画メニューは以下のとおり。
- ①VISIT REPORT
- オリジナルキャラクター「メンダコ[1]」が会社に訪問して話を聞きに行く模様を動画にする。固くなり、肝心な会社の雰囲気が伝わらなくなってしまうという課題を解決。
- ②30s PITCH
- エレベーターピッチのような30秒のプレゼンテーションで募集の背景や候補者への想いを語る。内容を詰め込みすぎ、動画が長くなりすぎて見てもらえないという課題を解決。
- ③WHITE BOARDS
- 事業の概要やビジネスモデルなど、図式のアニメーションで伝える。会社の雰囲気が伝わったとしても、結局どのような事業を行っているかが伝わらない、という課題を解決。
- ④bumper
- Wantedlyの募集ページカバー用にVISIT REPORTまたは30s PITCHの動画を再編集する。静止画が並ぶ募集一覧において目に留まる募集にできる。募集内にある動画の存在に気づいてもらえないという課題を解決[2]。
なお、①〜③の動画はWantedlyの募集ページ内に埋め込むことができ、④は募集ページのカバーに掲載できる(ページ例)。これらのメニューを活用し、動画が埋め込まれた募集ページを公開することで、候補者の理解・共感を促進できる。
注
[1]: 深海生物の「メンダコ」を模した、会社に話を聞きに行くオリジナルキャラクター。メンダコと面談(メンダン)の音の響きの近さからメンダコをモチーフにした。
[2]: 2021年11月現在、bumperはPC環境においてのみ再生される仕様となっている。